感情
貴方の怒った顔も笑った顔も、勿論欠点だって私なら全部愛してあげる。なのに私はいつも選ばれない。それでも、やっぱり貴方が好きで愛おしくて。もっと、もっと深く、貴方を知りたい。今度こそは貴方の瞳の中に入りたいから。
私と笑いながら話す貴方の声も顔も全部狂おしいほどに愛おしい。でも、貴方は私じゃないあの子が好きなんでしょう?それなら期待なんてさせないで。好きでもないなら笑わないで、もう話しかけてこないで。それでもいい。
話したいけど、話しかけてほしくない。複雑な感情が私の中を交差する。好きも、嫌いも、努力も、全部全部、夏の暑さでチャラになればいいのに。
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