第25話「リフレシアの言及学」
ただ映る情景に
心が照らされてたんだろ
もう消えないように
言葉を仰いで
空に映るような
奇麗ごとでいいでしょ
それだけでいいでしょ
ただ生きていたいなら
ここでどうあろうと
いいでしょ
共にかけた時代が
時間となって輝いて
それが思い出なんて
いいよね
そんな仮初のラプソディーは
加速して
言葉もあやになって
そうきっと
信じたい
くるみたい時間になったんだろ
ほら、ね
これでいいなんて
言葉を次々と
絶やさずに移すでしょ
ね、もう消えないから
真実だけをください
こんな悲しみに誰が居ても
同じだから
ほら、最後の声に酔いしれて
それだけの命に
君は私を欲するの
もうとう消えたいと
言葉を繰り返して
ただ、轍になるよ
ね、素敵でしょ
まるで宇宙の続きみたい
だから生きようか
ここから
ね。
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