第8話「来光の式辞」

絶対の作法に

事は天からの勇みより


されど財貨を成して

事を納めては

手を合わするは

何のため


いづれ実直に

事のあらましを担いて

そのあらぬ言語に

四季折々を一環的に呈して

宵ものか


この勘ぐりから

せめて情けほどの

清域を脱して


単なる事のあらましを

つないでるに過ぎない


誰がための世界か

その問いこそ

その真実味に

拍車はかかるであろう


全文をよしとして

公益を担うとて

その八方立法からは


実害として利を得れないのではないか


されど罪人


それぞ天誅


その答えに


誰が答えうるかは人のみぞ知る


それだけだ

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