自分の言葉メモ

夜永培足

風呂での思考

不幸せな自分をいつくしみ、幸せを渇望する。

それもいいが、私の言葉でいわせればそれは少し歪だよ。


人生生きようと思えばそれなりに長いもの。

辛い時期がくれば、幸せな時期もある。

神様のいたずらみたいに思えるくらい、人生は思い通りになんてなりやしない。


けど、だからこそ幸福が幸福たら占めているんじゃないだろうか。

この世界の根底には想像って闇があって、現実って光がある。

例えどちらに染まったとしても上手くはいかない。


辛い仕事という現実を享受した後、私の筆が早くなるように。

感動するアニメを見た後に訪れる、現実の喪失感と同じように。


幸せも不幸せもジャッジは、いつだって私によるものだから。

だから、幸せに見えるやつも、不幸せに見える奴も結局大して変わらない。



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