　知多市に既存する駅は、タイトルに明記されている駅のみになる。巽ヶ丘駅は、基本、急行と普通が停まるが、朝と夕方の一部の時間だけ特急が停車する。

　河和方面側のホームを出るとすぐにロータリーが見える。そこに、バス停がある。巽ヶ丘駅から循環する、知多バスの東ヶ丘線と、東浦町のコミュニティバス、うららバスだ。うららバスはJR武豊線の駅、緒川駅やJR東海道線と名鉄三河線の駅、刈谷駅まで向かう。うららバスが巽ヶ丘駅に乗り入れたのは、令和六年の十月一日のダイヤ改正で、割と最近だと知った。

　これにより、知多市のコミュニティバス、あいあいバスの乗り継ぎも便利になる。あいあいバスでは、知多市を代表する観光施設、佐布里池公園へアクセスが可能。佐布里池公園は、三月になると梅の花が満開になり、多くの人でにぎわう。巽ヶ丘駅は、それなりの意義のある駅なのだ。