第49話 幕間の話③ サイテーな話※台詞のみ

〜みんな程々に泥酔〜


「琉斗さんはもう妹離れしないとだめだと思うんですよ。彼女いないんですか今?」

「あぁ?余計なお世話だ。…いねぇよ。というか付き合った事ねぇし」

「はぁ?」

「ん?僕もだよ」


「はぁ?え?2人してその見てくれで?童○なんですか???」


「ちげーよ」

「ドウテェ?」

「cherryってこと。え?付き合ったことないのにそうじゃないって...。あー、2人してモテるからそういう。最低じゃないですか?」


「あぁそういう意味。僕はドウテーだよ?」


「えぇミオがそれはマジありえない」

「お前がそれはありえないだろ」

「さっきハルキ、サイテーって言ってたのにどっち?」

「お誘いは結構受けるけど最後までしないよ。...好きでもないオンナとするなんて、気持ち悪くないのかい?」

「えぇ...サイテー」

「お前その童○の定義間違ってっぞ」

「そういうハルキはどうなんだい」


「え?あぁ高校の時付き合ってる人はいましたよ?...どちらかというと、セ○レでしたけど」


「サイテーじゃないか」

「サイテーだな」

「いや、お2人と比べたらかなりマシだと思いますけど。なんで俺が一番ひどいみたいになってるんですか」


「……はー。とにかくな、朱里の相手は俺が認めた奴以外は認めねーからな」

「別に認めてくれなくていいですよ、選ぶの先輩ですし」

「そうだよ、朱里は絶対僕選ぶし」

「はぁ?何言ってんだよ、俺だし」

「え、トーゼンでしょ?は、そんな訳ないよ」

「どっちも絶対ねぇよ」

「まぁ。琉斗は絶対ないし」

「お義兄さんはないですしね」

「ちッ、絶対おまえらだけは認めねーよ!」

「なに脱いでんですか!それに俺の方が鍛えてますよ!」

「ハルキも脱いでるだろ。ぼくの方がルイトより鍛えてるよ!」

「おめーも脱いでんじゃねぇかよ!腕相撲するぞ!」

「いいんですか?弓道部ですよ俺」

「いいの?ピアニストだよ僕」

「あぁ、二度と弓もピアノもできなくさせてやるよ」


~朝~

「お兄ちゃんたちごはんだよー!……きゃー!」(襖すぱーん)

「ん、……朱里?」

「え、……朱里先輩?寝起きで朱里先輩見れるの最高?」

「あ、……ジュリ?」

「ど、どうして、みんなその、上脱いでるの……?」

「「「……あ」」」

「ご、ごめんね。なんか私。ご、ごめん!」

「え、いやこれは!おい朱里閉じるな!」

「先輩絶対違いますから!」

「気持ち悪い想像してない?ジュリ!」


(男子のわちゃわちゃ会話 完)

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自称ロミオに執着されてます。〜ヤンデレ男子3人に愛される女子大生恋物語〜 藤井透弥 @fujitoya

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