巨大ぐまとの戦い(5)ー会議編ー
「え?!緊急会議?!」
とクロ先輩が叫んだ。そんな叫ばなくてもいいんじゃないかと思う。でもクロ先輩気持ち分かる。急に緊急会議って言われたらびっくりするよね。
「チンチラ君がケガをしたので治しておきました」
一応自己肯定感上げるために言っておく。僕はただの小5だ。小5だよ?小5なのに学校休んでヒーローやるの滅多にいない。まあ僕5年生だけど5年生の勉強ほぼ分からない。急いで会議しないと、あのクマは対処しきれない。
「あのクマを対処するには考えないといけません!」
と言って無理やり会議にみんなを呼び出した。『緊急会議を行います。あれを倒すためには会議をし、材料を調達しましょう。しばらく地下ぐらしになりそうです繰り返しますー部屋』うん。ありがとうクロ先輩。呼んでくれて。クロ先輩が言ったら皆行ってくれる。皆も僕と同じクロ先輩が大好きなんだ。大先輩だからね。皆で急いで緊急会議室に行って会議を始めた。
「僕は思うんだけどケガを治す係は一人じゃなくて二人のほうが良いんじゃない?」と僕が言った。おぉぉとなかなかの盛り上がり方をしている。ここって盛り上がるとこなの?チンチラ君は「ぼ、僕はみいちゃんの意見に賛成します。どうしてかというと1人だと1人の人が作業してたら仕事がたまって戦いどころではないと思うからです」と堂々と言った。クロちゃんは「それいい考えだね。先に僕がでて僕がまとめちゃう?」とからかいながら言った。冗談を言うのが得意。えぇぇぇと皆が言ってる。「まとめたら僕たちのいる意味ないじゃないですか?」とキャラメル君が苦笑しながら言った。ナイス後輩!後輩ナイスすぎ。僕たちはクロ先輩に反対できないから難しい。僕たちが苦戦してたのに。すごすぎでしょ。尊敬するわ。後輩しご出来過ぎ。
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