しあわせのしろいはこ
さとうがし
しあわせのはこ
ここはたくさんのどうぶつたちがくらす森。
みんなが手をとりあってしあわせにくらしていました。
ゆうふくなくらしではありませんでしたが、みんなのかおにえがおがありました。
あるひ、外からやってきたねずみさんがあるものをもってきました。
それは「しあわせのしろいはこ」といわれているものです。
これをもっている人はしあわせになれるねずみさんはいいました。
しあわせになれるなら。
森にすんでいる犬のポルクが「しあわせのしろいはこ」をかいました。
「しあわせのしろいはこ」をかったポルクはこれがどんなものなのか、わかりませんでした。
しかし、じかんがたつにつれてポルクはしあわせなきもちになりました。
まいにちがたのしくてしょうがなくなりました。
ですが、ポルクはまわりのおともだちのわるぐちをいうようになりました。
へんになったポルク。
まわりのおともだちはかわってしまったポルクをふしぎにおもいました。
それからなんにちかたちました。
またねずみさんがやってきて「しあわせのしろいはこ」をもりもどうぶつたちにみせつけます。
こんどはゾウのパンが「しあわせのしろいはこ」をかいました。
パンは「しあわせのしろいはこ」がどんなものか、わかりませんでしたが、いえのなかにおいてみることにしました。
じかんがたつと、パンもしあわせなきもちになっていきました。
そして、おともだちにぼうりょくをふるうようになりました。
またしてもねずみさんがやってきて「しあわせのしろいはこ」をうり、きがつけばもりにすむどうぶつたちぜんいんがかっていました。
こうしてどうぶつたちがすむ森はたいへんしあわせなきもちになっていったのでした。
しあわせのしろいはこ さとうがし @satogashi
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