第1話

「もうママとはやっていけないと思う」

今私は父からそう言われた


私は中学2年生の柚乃

今日は部活で先輩たちの引退会をやった

その夜、父と妹と夜ご飯を食べに外に出ていた。車の中で突然父から言われた。頭の中は混乱し、涙が止まらなかった。確かに家で両親は口を聞かないし、父は家にいる時が少なかった。何より二人とも指輪をしていなかった。でも、心のどこかで離婚はしないと信じていた。一時的な喧嘩で終わると思っていた。現実は違った。詳しい話を聞けば聞くほど私は生きてる心地がしなかった。ほんとに関係が終わるんだ。数ヵ月後には4人で笑って過ごす日は来ないんだ。そう思った。そして私は学校に行けなくなってしまった。笑えなくなってしまったから行きたくなかった。いつもはクラスで友達とニコニコしながら話してるようなキャラだった。でも、それが崩れてしまった。親が離婚するという現実が私には重かった

学校に行けなくなってしまい、1番心配していたのは祖父だったそう。私は自分のことで手一杯で周りが自分のことをどう感じてるのかなんて考えられなかった。でも、そんな祖父が私の傍から離れた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る