死んで死んで死んで最強に至る。そんな転生悪役貴族の物語

tanahiro2010@猫

第1話 転生したら処刑5秒前だった件

突然だけど、僕は転生者だ。

前世、ノリで神社の階段の一番上でヒップホップダンス踊ってたら足を踏み外して頭から落ちて死んだ。

だけどその後、気づいたらよくわからん少年と真っ白な空間にいて転生することを知らされた。

そして、今。


「これより、国王殺害の罪でノア・フォン・ブラックウッドの公開処刑を行う!!」

「「うおおおォォォォォォ!王様を殺した不届きものを殺せエエェぇぇぇぇぇ!!!」」


僕は、こんな世紀末じみた暴言飛び交う処刑場にいた。

え、この場所のどこに僕がいるかって?

僕はねぇ、、、


まさに現在進行形で処刑されそうになってる「ノア」本人だよこんちくしょう!

よくさ?小説ですでに生まれている人物に途中から憑依とかあるけどさ、まさか処刑間近っていうか処刑寸前に転生させられるとは誰も思わんよ!

なんで?

なんで僕転生して5秒も経たずに第二の人生も終焉を迎えようとしてるの?

泣くよ?暴れるよ?世界滅ぼすよ?こんなことした神様ぶっ殺すよ?


黒服の、処刑者が問う。


「何か、言い残すことはあるか?」


言い残すことしかないよ。

なんで楽しい楽しい異世界生活を夢見て転生した瞬間に斬首されるの?

僕何か悪いことした?


そこまで考えて、気づく。


僕は、「ノア・フォン・ブラックウッド」という名前を聞いたことがあると。


だからこそ、僕はその言葉に


ーー《謌代?∵凾髢薙r謫阪k繧ゅ?縺ェ繧

謌代?∫ゥコ髢薙r謫阪k繧ゅ?縺ェ繧

謌代?∵ャ。蜈?r謫阪k繧ゅ?縺ェ繧

謌代?∽ク也阜繧貞卸騾?縺帙@繧ゅ?縺ェ繧

謌代?∵キキ豐後?荳サ縺ェ繧

譽ョ鄒?ク?ア。縲∽ク?黄縺ョ邇九◆繧区?縺悟多縺壹k

荳也阜繧医?∝屓蟶ー縺帙h》


と、呪文で返した


同時に、処刑者のもつ刃が落ちる。

そうして、僕はあっけなく第二の人生を終えた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーー


新作だぜ

みんな読めよ


唱えるだけで使える魔術、最高だよね


ちなみに呪文の文字化けは複合できるぞ

ネタバレになるけど見たい人は見てね

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る