第23話
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「最悪、夏南ぁ、聞いてよ!」
「どうしたの?」
「婚約者がアメリカから帰ってくる」
「ええ?紗由理、婚約者とか居たの?」
「....勝手に決められたね、でもわたしは絶対拓海さんと結婚する!その為に今ちょっと頑張ってるんだ!」
「そうなんだ」
「だからね、その間だけ彼が寂しがらないように食事の相手をしてあげてほしいの」
「ええー?もうー、しょうがないなぁ」
「頼めるのは夏南だけなの、ごめんね」
「良いわよ、愚痴を聞いてあげる」
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