その“しりとり”には、理由がある。

第2話は完全に“異界”への突入回。
急転直下の逃走劇から一転、しりとりの意味と「場」の存在が明かされる展開にゾクリとしました。
読者視点の橘の戸惑いと、知識を持つ藤の冷静な対比がリアルで、読後の情報整理も物語の一部として楽しめます。
日常と神話の境界が曖昧になっていく感覚が非常に巧み。
「鳥居をくぐる」行為の象徴的な使い方も見事。
都市伝説や民俗学が好きな人には絶対に刺さるはずです!