応援コメント

第5話 子供向けアニメ制作陣の天才たち」への応援コメント

  • こんばんは(^^)/

    70~80年代というと、僕はまだ生まれていないのです( ノД`)シクシク…
    『逆襲のシャア』(岩井が一番好きなアニメ映画)、リアタイで&劇場で観てみたかったものです……。
    それはさておき。時々、興味本位でウィキペディアでアニメ監督の方々を調べさせていただくと、予想以上にお年を召していらして(失礼)、「そうか、今のジャパニメーションはこの方々が創造なさったのだな!」と、ぐっと胸に迫るものがありますね。

    僕が注目したいのは、そういった(当時は若々しかった)アニメーターの方々に影響を与えたのは何なのだろう? ということですね。
    他の国にはなくて、日本だけが経験したこと。

    あんまり明るい話ではなくなってしまいますが……。敗戦とか、自然災害とか、原爆投下とか、目を逸らしたくもなります。
    でもそういった近代日本の暗部に目を遣らなければ、語れない部分ってあるような『気がする』んですよね。

    それを『破壊的』な描き方が、どうしてか僕には魅力的に見えるんですよね。
    危ない人間だなあ……。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます!
     そうですね、日本にしか無い物と言うと、最近AIが盛んに言い出した、日本人はAIに再現不可能、と言う部分でしょうか?
     結局、言葉に表さなくても意思疎通出来ると言うのが、AIには理解し難いらしく、外国人にも伝わりにくい、でもそれがアニメで表現すると、微妙な間や微妙な物だけで物語を構成してしまう部分があったように感じます。
     先の出崎統さんの表現方法で、最後のカットが劇画風の静止画で終わる、と言うのも、実は歌舞伎が元ネタ、と言われていますが、当のご本人、漫画を描いていた頃は、そんな表現手法ではなく、もっとギャングがマシンガン撃ちまくるだけの作品描いていた、なんて読んだことがあります。
     そうなると、この「間」の取り方に独特の表現手法を生み出す人が多かった、と言う事なんでしょうか。
     ウルトラセブンやガンダムは、ベトナム戦争の影響を多く受けていると聞いた事がありますから、戦争や災害の事実、と言うより、反戦意識などが強く影響したのかもしれませんね。
     もっとも、あの時代の反戦意識って、結局世界大戦の敗北などが影響していますし、今の人が「ゆとり」と言われるのを嫌がるように、当時の若者は「戦争を知らない世代」と呼ばれることに抵抗があったように感じます。
     だから、アニメに思いっきりぶつけている所があるのかもしれませんね。

  •  そういえば、いまや伝説的な金田さんや、美術の椋尾さん、さらに脚本の首藤さん等の凄い方々も、まだまだ活躍できる年齡でしたのに…本当にもったいない気がします。

    作者からの返信

    そうなんですよね!
    この業界に関しては、身体がキツイのか、短命な人が目立つ気がしますね。
    国連が労働条件に釘を刺すくらいですが、逆を言えば、そこまで言わなければ日本の独走状態を打破出来ないと言う事情もあると思います。
    コメントありがとうございました!

  • はじめまして、カクヨム年配投稿者です。
    私は子供の頃見た東京ムービー系のアニメが好きで大人になってからムック本を買ったりしているのですが、そこに出崎監督の絵コンテが少し載っているのを見て「無茶苦茶エモい!」と驚きました。
    正直熱量が凄すぎて「よくこの絵コンテを原画、動画、レイアウトに落とし込めたなあ」とスタッフの理解力にも驚きました。
    この頃のアニメは虫プロ、東映などの猛者達がまるで傾向の違う作品を片っ端から手掛けていたことを後で知りました。
    長浜監督も人形劇出身だからか、オバQにロボット物と子供のツボを掴む術に長けていたように思います。
    最後にアニメには詳しくないので事実誤認等があればご指摘いただければ幸いです。失礼致しました。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます! 
     私もあの熱量は、よく処理しきれたなと感心してしまいます。
     出崎監督は、歌舞伎の技法を取り入れていた、と聞いた事がありますが、考えてもみればあの時代、アニメもまだまだ模索中の頃ですから、あらゆる可能性を否定しなかったんだろうな、と思います。
     それ故に、あのような情熱を技術に落とし込む作業が出来たんだろうと。
     最近の作品ですと、トリガーの作品がそう言った熱さを狙っているように感じますが、あれはあれの良さ、出崎監督は出崎監督の良さになるんだろうな、と思います。
     また、不定期に書きますので、引き続きお読み頂けると幸いです!