カウンセリング
Sugie Bunko
第1話 臨床心理士
私は普段臨床心理士としてとある大病院の精神科に勤務している。私のもとには様々な心の悩みを持った患者が訪れてくる。そんな患者の心を理解し少しでも彼らの心の回復をサポートするのが私の職務である。今でこそ臨床心理士として胸を張って仕事ができているが、私が新人だった頃はそうではなかった。未熟であった私は患者にまともな治療を行うことができずにいた。患者が訴えてくる言葉をうまく汲み取れず正しい対応ができず、何より自分の言葉に自信が持てなかった。当時は何度も臨床心理士をやめようと思っていた。しかし、そんな私の弱気な気持ちを一変させるある出来事があった。
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