第2話 散歩

おれはワン太。かおりというご主人の犬である。今から俺が一番大好きだことをはじめる。…何かわからないって?まじかよ!散歩だよ。散歩!たくさんの友に会える散歩以上に楽しいことあるか?まあ、リードでご主人に制限されるのは窮屈だとは思うが、まあ、そこらへんはおいといて。


「ワン太、行くよー!」

ご主人からの声がかかる。待ってました!家から出て、走りだそうとした瞬間、ご主人にリードを引っ張り止められる。なんだ、ご主人、俺は早く友と会いたいのだ。ちなみにだが、ワン子は散歩が好きではない。だから、動きが遅くて、少しイラつくこともある。まあ、許す。俺は心が広いからな!


友の集まる公園に行く途中に、俺の強さを知らせられる場所を見つける。つまり、用を足せる場所だということだ。しかーし!ご主人は俺が用を足した後、水をかけ、においを消してしまう。しかし、俺はやり続ける!俺の強さを、みんなに知らせられる日が来ると信じて…!…ロマンがあるだろ?


公園につくと友が俺のほうに走ってくる。匂いをかぎあい、お互いに興味と好意を示す。そしてワン子も、なんだかんだ楽しそうに他のメス犬と話している。ご主人も他の犬のご主人と話している。たくさん遊べて、みんな笑顔だ。やはり、散歩が一番だな!

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