第29話 □ 覚醒:神夜蒼麻

□ 覚醒:神夜蒼麻




「ゴゴゴゴ!」


「何だ⁉」


 薬学の腕に握られていたのは謎の小さい機器。


 その機器の小さなスイッチが付いており、ちょうど親指で多い隠せるほどの丸いボタンが備え付けられている。


そのボタンを押していたらしく、その証拠にブザーがなるのと同時に赤くボタンが光り、起動していることを知らせる。


「ブーブーブー」


と、ボタンから音がなっていたため、薬学の仕業だと気づいた。


薬学が起動したと思われるブザー音が鳴り響く。


それと同時に周囲や遠くの方からも音が聞き取れた。


むしろその後は周囲から無数のブザー音が鳴り響いていたのだ。その正体はデータ人間達。


つまり、薬学が押したボタンにより、周囲のデータ人間たちからもブザー音が鳴り響き始めたのだ。


このブザー音から察するに、何らかの大掛かりなシステムが起動したことになる。


「一体……何が起こっているんだ」


「なにか嫌な予感がするわね……」


 巨大化した大牙の事が気になっていたが、大牙は遠くの方へ走っていってしていたため、今は現状の状態を把握する事が先決に思える霧咲と神夜。


 神夜と霧咲はお互いの顔を見合うと、鋭い眼光で夜空を見上げた。見上げたというよりは引き付けられたといった方が正しいだろう。


 その夜空を見上げるやいなや、霧咲の口元から言葉が発せられた。


「巨人……」


 機械仕掛けの巨人といった見た目。


「この巨人……体が青白い粒子で構成されているのか⁉?」


それは、データ人間を集合させた強大なデータ人間。


データ人間たちはブザー音響かせながら、複数のデータ人間が粒子化していき、一つの場所に集合している。


その光景は青白い台風が起きているように光景で、夜空と相まって綺麗だが、不気味な光に思える光景。


徐々に、青白い魂を結集し青白い巨人がその場で構成された。


巨人が完成した所で、青白い収支ではなく、次に建物やフェンスなど、命を宿さない物体を吸収し始めた。


またたく間に、近くにあった車や建物が飲み込まれるように青白い巨人にまとわりつき、やがてその瓦礫とかした物体が青白い巨人の体の武装として、原型を変化させていった。


その武装となる瓦礫の塊はやがて黒い粒子に変化し、形を形成していく。


そして、巨大な黒い防具を身にまとった黒い騎士となる。


そう、青白く発行する人体の構造の上にまとわりついた黒い防具。その姿は黒騎士の巨人。


巨人の外見はデータ人間とは違い、様々な機械や家具など、が集合し、構築されている。


 何処からともなく、データ人間を吸収して大きくなっていたが、吸収したデータ人間は全て青い粒子に変化して吸収され、その青い粒子を集めたものが巨人の骨になって構成されている。


その肉となる部分は木や家の残骸など、様々な生命体ではない物体がくっつき形をなしている。


最後に体の胸部当たりに、大きなっ空有感が現れ、そこに赤い宝石のようなクリスタルを生成した。その赤い鉱石のような物が生成された瞬間に目が赤く光る。


巨人に命が吹き込まれたようだ。


その瞳の赤い日からが灯された時を合図に巨人との戦闘が開始。


火蓋が切って落とされた瞬間に強烈なパンチが繰り出される。


その拳の矛先は霧咲。


おそらく戦闘能力が一番高い相手を倒す様にシステムに刻み込まれているのだろう。


つまり、霧咲に攻撃が集中するということだ。


霧咲が巨人の拳を交わす。


交わしたのだが、とてもない威力の風圧が霧咲を風圧で体制を狂わす。


続けざまに空中にいる霧咲を2発目の拳を打ち出してきた。


先程の拳の風圧で体制を崩していた霧咲は、攻撃を交わすことができず、刀でガードする。


ガードは完璧だったが、あまりにも強い攻撃で霧咲は空に飛ばされ打ち上げられてしまった。


その後、巨人はまさかのジャンプして、空中に打ち上げられた状態の霧咲を足で蹴り飛ばした。


「ドッ―ン!」


空中でなんとか体勢を立て直し、受け身を取るため体制を立て直し、落下に備える霧咲。


「ガガガッ!!」


 体制を立て直し、受け身も取り、ダメージを軽減して着地することができたが、あまりの威力と重力により、地面に跡がつくほど、ダメージを軽減したとはいえ軽傷とは行かないであろう。


 その証拠に霧咲は足が震えている。


 立っているのでやっとといった感じなのであろう。


 巨人の見た目から相当なダメージが蓄積されている様に見えた。


「はぁ……なんて強さなの……」


 その霧咲の様子からするに、かなりまずい状況かもしれない。


 次の攻撃は避ける事もできず、ガードしてもこのダメージだ。これはまずい状況……。


 そんな時だった。


 想定していなかった光景が目に入る。


「⁉?」


暁斗に巨人が攻撃したのだ。


つまり、強さをみて順番に攻撃しているのであろう。


先程まで薬学と仲間だったとはいえ、今や敵同士だ。


薬学はそんな暁斗も攻撃対象にしたのであろう。


霧咲同様に暁斗も攻撃をガンソードでガード下が、その攻撃は霧咲と同様に重たい拳で叩きつけられた。


今回は、そのまま地面に叩きつけているため、地面にヒビが入り、暁斗が立っている地面が粉々になり、暁斗も立つことができず、金縛りのように地面に仰向けになっていた。


「ガッハッ‼」


「暁斗!」


 暁斗はゆっくり立ち上がり、鋭い眼光で巨人をにらみつける。


「ここで……こんな所でくたばるつもりはない……薬学……お前の思い通りには行かせないぞ……」


 暁斗は無数の黒い剣を生成し、巨人に向けて弾丸のように飛ばした。


「グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ‼」


 暁斗は刺した黒意見を足場にして巨人の顔まで距離を詰める。


「視界を奪ってやるよ……巨人」


 そう言った暁斗は無数の大きな黒い剣を生成して、右目のど真ん中を狙い刺した。


「ゴゴゴゴ」


 巨人が瞳を付きぬかれたことにより、視界を奪われ更に黒い大きな剣のせいで体制が不安定になり、よろめく。


「しめた!」


 霧咲がそう言うと、青白い翼をひろげものすごいスピードで飛んできた。


「タァァ!」


 霧咲が巨人のよろめきのすきを狙って足元を切りつけた。


「ドターンッ‼」


 巨人が地面に倒れた。


 その風圧で周囲の木や物が揺れている。


 巨人が倒れ込んだすきに暁斗が巨人を腕と足を大きな金具を生成して拘束した。


 その金具は地面にめり込み構成したたため、ある程度の力ではびくともしない。


「これで、身動きがとれないはずだ……」


 暁斗が肩をなでおろした瞬間だった。


「バキンッ!」


 金具が取れて、大きな金具が霧咲に飛んできた。


 そう、巨人の拘束に成功したと思われたが、実は、巨人にとっては植物のツタのように簡単に解除できる強度にしかならなかったのだ。


 暁斗にも同時に金具が飛んできた。


 暁斗に飛ばされた金具は暁斗に届く前に具現化を解除し、青い粒子に変化し消えていった。


 霧咲に飛ばされた拘束は霧咲が剣でガード。


ガード直後に暁斗が気づき拘束の具現化を解除した。


 その時、巨人が立ち上がろうとした。


その瞬間を狙い暁斗は大きな黒い剣を生成し、立ち上がろうとしている右足に剣を振りかざす。


「ギギギッ!」


 巨人の耐久性は非常に高く、黒く大きな剣でも一発でキレないほど頑丈さが見て取れた。


 それをみた霧咲が追撃を繰り出す。


 暁斗が生成した黒い巨大な剣は足の中心まで到達しており、後半分を切断できれば巨人の足を切り落とせる。


 その、後押しを霧咲が追撃したのだ。


 霧咲は後半分繋がっている巨人の足を切るために、巨人の目に挿していた黒剣を抜き取り、右足に食い込んでいる剣を思いっきり叩きつけた。


「ドーン‼」


 右足が切断されて、巨人が倒れ込んだ。


 見事巨人の足を切り落とすことに成功したのだ。


 身動きが取れない巨人に暁斗と霧咲は猛追撃を繰り出そうと考えていたそんな時。


 考えたくないような現象が起きていた。


「うそだろ……」


 先程、二人掛かりで一生懸命切り落とした足が、くっつき始めたのだ。


 その修復方法は、周囲のデータ人間を消滅させる代わりに青白い粒子に変化し、その粒子が傷跡にくっ付く事で、その粒子が傷後を修正し、切られた切断部分の結合の要素として使われているようだ。


 この世界にはデータ人間が無数にいる……。


 つまり、無限に修正する不死身の巨人ということを意味していた。


すなわち、勝ち目がない戦いに等しい。


「まいったなぁ……どうやって倒すか……」


 暁斗と霧咲は切っても切っても修復する巨人とひたすら戦うしかなかった。


 この世界のデータ人間がなくなるが先か、暁斗と霧咲の体力が尽きるのが先かは明白だ。


 暁斗と霧咲が苦戦する。


その間、神夜は戦いを眺めているだけだった。


「2人が必死に戦っているのに俺は……何もできないのか……クソッ!」


 神夜は戦闘には向いていないとわかっていたが、こんな状態で何もできず、敵からも敵と認知されない状態。


 悔しい……。


 その時神夜は自分の中に生まれた力を思い出す。そう、神夜には一度死んで手に入れた力が3つもあったのだ。


 その力を発揮するには絶好の機械だった。


 神夜は目をつぶる。


―――落ち着け……落ち着いて脳内を整理するんだ―――。


 そう、自分に言い聞かせると、まぶたを上げた。


 神夜の目に映るのは目の中に映る無数のプログラミング言語と数列の数々。


「ぐっ……」


 神夜の脳内に頭痛が走る。


 これも、多くの情報を処理しようとしている脳が熱くなり、熱くなっている事で生じる痛みだ。この痛みに耐えながらも、初めての能力の使い方を試行錯誤する神夜。


 はたから見れば棒立ちで真剣になっている姿でなんの変哲も無いが、神夜の目に映るのは天才でも処理できないほどの膨大な知識量が脳に流れ込んで来る。


 今は状況が状況のため、協力している暁斗だったが、この戦いが終われば敵同士に戻るだろう。沿う感じていた神夜は今のうちに自分の力を制御できるくらいにはなっておきたいと思う。


 ―――……でも、暁斗はなぜ俺にシークレットモードなんて力をくれたのか……なのに、陰のシナプスを体から、引き抜き、戦闘力を奪ったのか……―――。


 いくら考えても答えは出なかったが、仮設は建てられた。


 ―――予想は俺を戦闘に巻き込まないため……この力も治癒能力出しなぁ―――。


 此処から先は考えてもわからなかった神夜は巨人をどう倒すかに思考を使い始めた。


「切っても切ってもデータ人間の存在を使って修復するじゃないか……こいつはどう倒せば……⁉」


 神夜は思いついた。


 神夜の瞳に入るのは巨人を構成していると思われる言語を確認する。


すると、中央の赤い宝石に割り当てられた数値を確認できた。


その数式は傷を修復する時にその数値の一部が傷口に割り当てられていたのだ。


赤い宝石に3063と記載されていたのに、傷口を修復した後は2992だった。


また、傷口を修復する時に傷口付近に71と記載されていたのだ。


 つまり、この赤い宝石を壊せば治癒ができなくなる可能性があると気づいた神夜は霧咲はもちろん、暁斗にも支持を出す。


「俺の支持に従ってくれ‼ あいつの弱点がわかったんだ! 霧咲‼ それと暁斗も‼」


「そうだな、今は協力するしかないようだなぁ……支持を聞こう」


 暁斗は不満そうな表情で不敵に笑った。


「あいつの核はあの赤い宝石だ! そこを壊せさえすれば傷は修復できないかもしれない! 試してみないか⁉」


「やはりそうか……」


「わかったわ!」


 神夜の話を聞くとすぐさま攻撃に映る暁斗と霧咲。


 暁斗は再び構成していた剣を2本使い巨人の赤い宝石に斬りかかる。


 神夜は、粒子の青い翼を一瞬だけ出して、スピードを加速させ、お得意の刀技で、攻撃を打ち出す。


「瞬殺抜刀切り!」


 その時だった、霧咲が刀を赤い宝石に到達する前に、見えない黒い雷が攻撃の行く手を阻んだ。


 その黒い雷は、暁斗の大きな剣をも阻み弾き返すほどの力を持っていた。威力がとても強いことが分かる。


黒い電流で核をガードする巨人。


その謎めいた黒い雷打ち砕こうとする霧咲と暁斗。


双方は一歩も譲らず、戦闘を繰り広げていた。


 その時だった、神夜は暁斗が黒い雷に打たれて命を落とす姿をみてしまった。


 そう、死の予告の力によって見える未来の現実……。


 この現実が怒らないように神夜は死の予告を見ることにより、原因を特定し、その可能性をなくすことができるのだ。


 死の予告の先を見る事で、神夜の心臓が痛みだす……。


 そう、これが、死の呪いだ。


 神夜の体内に陰シナプスの力が、無くなった今、心臓を握りしめられるような激痛が走る。


 そう、プラチナの心臓になったからといって、ダメージがくらわないというわけではないのだ。それ相応の激痛が伴う。


「あぁぁああ!」


 神夜は激痛に耐えながら、支持を出した。


「暁斗! そこから、1メートル下がってくれ! 底にいると黒い雷で感電死するぞ‼」


「⁉?」


 暁斗は渋々神夜の支持に従い、1メートル後ろに下がり攻撃を続けた。


「ドカーン‼」


 なんと先ほど暁斗がいた場所に黒い雷が落ちたのだ。


 それを初めとして、周囲に黒い雷が、無数に降り注がれる。


 次に、暁斗の死は避けることができたが、今度は霧咲の死の宣告が脳裏に映し出された。


 神夜は霧咲に支持を出そうと考えていたが、今回は時間がないらしく、神夜が見た状況に後数秒でなってしまう様に感じた神夜。


 そのため、非戦闘員のようなレベルだったが、神夜は霧咲を助けるために、大きく走り出した。


 神夜が見た予告は霧咲が黒い雷に気づいて刀でガードした後に、巨人が黒い雷の槍を形成して、投げつけてきた事で死に至る結末だ。


 この結末を帰るために、神夜は走り出す。


「霧咲! 上だ!」


 霧咲は、上からの攻撃を刀でガードした。


 上からの攻撃はもちろん黒い雷。


 黒い雷をガードしたことにより、霧咲の視界が黒い雷のカーテンの様に覆われ、巨人を見ることができない状態になったのだ。


 ―――なるほど、これで、回避が間に合わなかったのか……―――。


 神夜はそのまま走り続けて、霧咲の体を抱きかかえジャンプした。


「ビィカーン‼」


 神夜が飛び上がった瞬間に黒い雷の槍が霧咲と神夜がいた場所に突き刺さった。


「⁉」


 霧咲はとっさの神夜の行動に命を救われたのだ。


 こうして、暁斗と神夜の死の予告を何度か回避した神夜の支持で、赤い宝石を打ち砕くことに成功。


 最後に2人の猛攻撃で止めを刺す予定だったが、今度は2人が同時に死んでしまう予告を見る。


―――これじゃだめだ! このままだと全滅だ……まずい! 俺が! 俺が戦わないと勝てない!!―――。


 巨人の赤い宝石を砕く瞬間に地面に刺さっていた槍が2つに分裂して、吸い込まれるように霧咲と暁斗の心臓を塗ら抜く光景が脳裏に浮かんだのだ。


 またもやそれを回避するために、神夜は、霧咲と暁斗に支持を出す。


「二人共! 赤い宝石ががら空きになってもとどめを刺さないでくれ!」


「どうして⁉?」


「なんでだ⁉?」


 2人は疑問に思う。


「実はその瞬間に、背後の黒い雷でできた槍が2人を貫くんだ‼ だから、後ろを警戒してくれ! 赤い宝石は俺が壊す!」


「お願いするわ!」


「わかった!」


 神夜は黒い雷がランダムに落ちてくるのは警戒しつつ、巨人の足元までたどり着いた。


「もう一度倒れろ‼」


 暁斗がもう一度、巨人の足に剣を刺し、もう一つの剣で威力をまして切り落とす。今回は逆足の左足を狙った。


「ドーン‼」


 今回は上手く行ったようで、巨人が倒れ込んだ。


 それを狙い神夜は巨人の足から体に登り赤い宝石まで走る。


 その間、霧咲が上から降ってくる黒い雷を弾き飛ばし、神夜に当たらないようにサポートしてもった事で、無事たどり着いた。


 案の定、暁斗と霧咲に向けて黒い槍が分裂し、襲いかかってきていた。


 だが、2人に知らせてあり、警戒していたため、見事2人は黒い槍を弾くことができた。


 更に、2人だけではなく、神夜にもその矛先が向けられたが、3等分になった威力の黒い槍は霧咲の刀でなんとか2本の槍を弾くことができた。


「これで、終わりだ‼ バンッバンッバンッバンッバンッバンッ!」


 神夜は拳銃を取り出し、赤い宝石の中心をひたすら狙い撃ちした。


「パリン‼」


 巨人は赤い宝石が砕けた瞬間青白い粒子に変化し、消滅していった。


「ゴゴゴッ―――」


 その後、瓦礫の山だけは消滅せずにその場に残された。


最後は神夜の攻撃で赤い宝石を砕いたのだった。


「これで、勝ちだ……」


巨人を倒せたのだが、もはや戦闘に疲れていた神夜達はぐったりしていた。


神夜はあまりにも死の予告や戦闘の疲れから放心状態になっており、先程の瓦礫が崩れる大きな音で耳が聞こえづらくなっており、耳鳴りがしていた。


 ―――大牙の暴走を止めなくてはならない、だが、今は、祇那にお礼を言わなくては―――


「大牙‼ 俺の影に戻れ‼」


 その声は全く届いていない。


 もはや大牙の面影はなく、まさに魔獣。


―――どうすれば大牙に俺の声が届くんだ―――大牙・・・俺はどうすれば―――。


そんな事を考えている時に、霧咲が神夜に話しかけてきた。


「神夜くん……さっきは助けてくれてありがとう」


「ん? なんか言った⁉」


 神夜は耳鳴りがしていたため、霧咲の言葉を聞き逃してしまった。


「なんでもないわよ!」


タイミングが絶妙に今ではないタイミングだったこと察して霧咲はなかったことにする。


   ◇◇◇

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