真面目・・・にはしていなっかったけれども!だからってこれは酷くありませんか!?なんか知らない余罪までついてきてるんですけど!?

思惟拿

はぁ!?はぁぁぁぁぁあああああ!?!?!?!?

寝て目が覚めたら謎の空間にいて、なんか転生することになった。


理由は分からない。色々話をしたけれど神っぽいやつは気になるとこを的確にぼかしてくる性格の悪い野郎(性別があるのかは知らない)だったからだ。


ただまぁ、何はともあれ僕は転生した。


私はこのクィリナス王国の名誉あるジェフェルソン伯爵家三女、シェスタニア・ジェフェルソンに転生した、元日本人邊牟木へむき 経蟫尽へしみつだ。


TS転生、しかも転生先は銀髪オッドアイの超美人、そのうえ特殊能力も神様から貰った。

いやー、当時はテンションめっちゃ上がったよね。


小説みたいに努力して僕t・・・じゃなくて私tsueeeeeeeしちゃたりして!?って初めの頃は思ったりしたけれども・・・


まぁ、結論を言えば、面倒くさくなった。


だって仕方ないじゃん!

魔法は楽しかったけど魔術は学問に近くてなんか・・・そう!学校でやる予習済みの数学みたいに、わかりきってること何回もやらされて飽きたし、剣やら槍やらに関しては貴族令嬢の体に筋肉がつきすぎたり、手が硬くなるのはよくないって週に数回、しかもその数回も数分程度でお目付け役に止められる始末・・・


そして!なにより10年くらい生活すればこの世界にも慣れる!

―――つまり、異世界最高という最大のモチベーションが働かなくなっちゃったというわけだ。仕方ないね。


でまぁ、その結果転生前の面倒くさがり屋な性分がにじみ出てきちゃったというわけですよ。


そしてそれからこの世界は魔道具があったり、お風呂が普及してたりと多少の違いはあれど、中世ヨーロッパに近しい文明レベルな世界なわけでして、必然的に娯楽は少ない、あっても複数人前提なものがほとんどなわけですよ。


そのおかげで暇になって趣味として魔法、魔術、剣術、弓術、槍術などのこの世界で一般的な貴族の趣味からから、前世の合気道とかの再現、大鎌術とか抜刀術とかのロマンの追求、転生特典の検証、果てには絵画やピアノ、ヴァイオリンなどの楽器(ボドゲとかはボッチだったから手は出さなかったけど、オセロとかもあったから恐らく他にも転生、または転移者はいたと思われるからそいつらが作ったんじゃないかと思っている)などの芸術系まで・・・


他にも色々多趣味な令嬢になってしまった、というわけだ。

客観的に見て神童なのではないかと実は思っていたりもする(まぁそれ以上に問題児だけども)。


貴族なんだから教育とかあるのではって?もちろんある。


ただまぁ、魔術のくだりでなんとなく察してたかもしれないがそう、は天才なのだ。物心ついた時から一度見たものは忘れない記憶力、その記憶を応用にも使えるという発想力、そろばんなど一切頭に浮かべなくても6桁の暗算ができる計算力etc...


とまぁ、自画自賛だが極度の面倒くさがり屋なことを除けば、前世も今世も完璧超人と言ってさしつかえなスペックを私はほこる。どやぁ・・・虚しいね、ボッチって


で、その教育程度、異世界転生によるモチベーションの極大補正があったころの私にかかれば、1週間もかからずに歴史から貴族の名前、家名、力関係、所作、マナー、すべて完全にマスターできる―――というより、してしまった。


ここまでの話を聞いて、とんでもない天才として重宝されたのではと思った人もいると思う。だが、私がそんな優等生ポジションに入れるとでも?いや、ない(断言)


まず、教育の時間。今の面倒くさがり屋(自他ともに公認)な私からすれば、そのせいでそれらの時間がつまらなくて仕方がない。あの時「私って天才」なんて調子乗ってこの時間でやるような内容全部覚えているせいで余計につまらない。


よってそれらはすべてサボり、趣味の時間にあてている。


次に、趣味以外の時間。これらは大抵、貴族としての嗜みとかを他の兄弟たちはやらされているが、私は屋敷を抜け出したり勝手に色々やったりとしてる。

お目付け役?そんなの関係ないね!


前世から思っているのだが、悪人相手なら何をやってもいいのではないだろうか。


それを魔法と魔術という力を手に入れた今世は実践している。


屋敷を抜け出している間に悪徳商売してる店を晒上げたり、貴族の服につられて寄ってきた盗賊を血祭りあげたりね。


その他社交界で、礼儀もマナーもなってない阿呆を社会的に殺したり何なりと好き勝手やっていた。


ただ勿論、社交界とかは別だけどこういう行為はバレない様にしていたけどね。


で、バレなかったはいいけど、それを傍から見たらどう思うと思う?


そう、単なる不真面目な令嬢だよね。


まだ初めの教育をさぼるだけならまだしも、社交界には出ないことも多い、勝手に一人で行動しだす、時々寝るのが好きだからとか言って1日のスケジュールの3割を睡眠でつぶすし、そうでないともスケジュールをすべてつぶしたりすることもざら。


うん、自分で言ってもなんだけれども終わっている。


しかも、それでいて教育係や家庭教師がキレて「ここをこたえてみろ」「お前は○○できるのか」とやらせてみれば完璧に、なんなら教育員達以上に上手く行い、ついでに貴族らしく遠回しに煽って心まで折る。


公的な場にも噂は出回っているが、時々出る社交界などでは所作から会話まですべて完璧なのうえ、言い訳もあるので面と向かってけなしたりはできない。


ヘイトがたまらないわけがない。


それに加え、いくら証拠が無かろうとも色々派手に動いているとこいつが関わっているのでは?と勘づくやつはいる。


単純に私が嫌いな奴と私に悪事を潰されたと感づいてるやつはだんだんと増えていった。


そして、いつの間にか「シェスタニア許さない会(私命名)」とかいうのまで出来ていたた。


しかも、会員がひどい。もと私の教育係達(貴族に雇われるぐらいだから有能)、社交界やら何やらで私に恨みを持つ貴族(主に令嬢)からたまに私が気まぐれでつぶしてきた裏社会の組織の残党、それにより被害を受けた裏社会の重鎮たちまで・・・


冷静に考えておかしくない?特に裏社会の奴ら、お前ら一人の令嬢相手に証拠一切ないのに(私が何か証拠など残しているわけない)重鎮まで出てくるのはどうなのよ。


この会結成したの私が10歳の時だよ?ふざけてんの?・・・いやまぁ、4歳くらいから幼さを利用して暴れまわったり色々してはいたけどもさぁ・・・


と、まぁここまで聞いている人がもしいたのならこう思うだろう。


―――なんやかんや言ってこいつ、チート持ちだしなろう系みたいでうぜぇな、と


少し待ってほしい。私が天才なのはそうだが、この私のスペックをもってようやくある程度自由に生きれる世界なのだよ、ここ。


まず貴族が基本として化物。神様から特殊能力チートまでもらっている私ですら同年代でトップレベルという程度、つまり同等の実力を持ったやつが複数人平気でいるのだ。おかしい、本来私って無双できていいスペックなのに!


文句を言わせてもらうと、侯爵家以上が保有する血統魔術、血統魔法そして、血統に現れたり突然変異で現れる固有能力、こいつら普通に私の特殊能力チートと同等の性能しないでほしい。ほんとにこれさぁ・・・何より、伯爵までは肉体性能は一般人並みなのにこの侯爵以上になるとバトル漫画の世界戦かっていうくらい肉体性能が急に上がる。


この国の貴族制度って突然変異か先祖返りでもない限り基本爵位が高いほうが強いのだけれど、侯爵からの上り幅がおかしい。王族とかあれもう人間じゃないでしょ。


まぁそこら辺の話は置いておいて、王侯貴族には13歳からの義務がある、そう、異世界ファンタジーでおなじみの学園入学だ。


これが私にとってものすごーく邪魔だった。


まだ、私が自由に動けるなら濡れ衣着せるために作った組織を動かしたりして何とかなっていたのだけれど、もし私が自由に動けない状態になるとそうはいかない。


そもそも、多分だけど組織の実権を私がスラムで拾ったNo.2ちゃんに奪われると思う。


そして、この世界には先ほど話した通り、強制収監にゅうがくさせられる学園がある。


そしてこの学校ろうごく内にいる間は動きがかなーーーーーーーーーーーーり制限される。

もう、動けないと言っていいレベル。


そして、13歳で学園に入学してから2年。

まだ誕生日は来ないのでシェスタニア・ジェフェルソン(14歳)は今もはや笑える事態に陥っていた。


そして、冷静になった今、改めて(心の中で)言わせてくれ。


っすぅうぅぅ――――――――――――――――――――――――――――――――



は?はぁ!?はぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああ!?!?!?



ふ ざ け る な よ ! ?

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