この作品が最も優れているのは、月子の動機の空白を物語の核心に据えた構造にある。 薙刀を好きかどうか即答できない少女という出発点は、スポーツ物語の主人公として矛盾してるようで、でも、だからこそ読者は彼女の内面に深く引き込まれる。 凛の問いへの答えを探す旅が、そのまま薙刀部復活という外側の物語と二重螺旋のように絡み合う設計はとても上手い。
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高校で出会った二人が薙刀部を立ち上げ、仲間を増やしていく、上質な王道青春スポーツものです!二人の主人公の等身大で共感できる心情に応援したくなります。さらに、薙刀のことを何も知らなくてもその凄さ、カッコよさが目に浮かぶ文章力に夢中になります!ちなみにこの作者様の前作との繋がりもあり。この作品だけでももちろん面白いですが、前作を読んでると、前作の登場人物の登場にテンション上がって楽しめるのでお得です!
作者の、佐賀・薙刀少女物語、パート2です。 今回は、ダブルヒロイン。 新キャラクター、大坂からやって来た実力十分選手の月子と、そうして、前作のサブキャラクター明日香が中学生から高校生に成長して登場です。 一段大人になった少女たちの、薙刀に賭ける青春が眩しい!! 試合の描写も、相変わらずの臨場感。 ぜひのお勧め作品です。