さらに大きな因果の構築
因果の分解能について極大時流構成論の始めに語りましたが、因果を組み合わせてより大きな因果を作り上げるにはどうしたらいいでしょうか
それは微小因果から因果を構築する条件
「3つの微小因果が存在し、それらの微小因果によって推移則が成立するとき、因果をひとつ形成する」
-*1
が時間(の向き)の存在の有無に限らず成り立つのであれば、時間の存在する微小でない因果においても、
「3つの(微小でない)因果が存在し、それらの因果によって推移則が成立するとき、より大きな期間で成り立つ因果をひとつ形成する」
-*2
と言い換えることができます
ここで微小因果の時間の大きさn→0より0とします
すなわち、微小因果は時間の向きを構成する時流素であり、時間の存在に関係なく成り立ちます
(微小因果は時流の向きの最小単位です)
また、推移則やAならばBも時間に関係なく成り立ちます
(そうでなければ数学的議論ができませんね)
すなわち*1は時間に関係無く成り立ちます
よって時間が存在するという条件がある*2は、*1が時流構成論において恒真(時間の向きを作る基本原理)なので真となります
形式的に書くと
n1時間で成り立つ因果
A:→B
B:→C
A:→C
より推移則
A:→BかつB:→CならばA:→C
が成り立つので
A:→Cはn1<n2となるn2時間で成り立つより大きな因果となります
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