第2回「嗚呼(ああ)御江戸」視聴後

(2025年1月12日 第2回「嗚呼(ああ)御江戸」視聴後)


 怖いねえ

 面白いねえ

 田沼意次が、貨幣を生み出す重要性を説いているのに、

「分からない」

「商人に命令すれば、いいだけじゃないのか?」

 と言い切っちゃう老害が、偉そうにしている幕府の会議に、既視感が(笑)

 この構図、全然古くなっていない。

 現在進行形。

 怖いねえ

 面白いねえ


 平賀源内の性癖(男色)を、大河ドラマで出すのは、初かな?

 そっちで吉原の話を進めつつ、蔦屋重三郎(横浜流星)に絡んで特大級のファンサービスに至る寸前で、助っ人登場。

 今回は人死にの出ない回でしたが、場合によっては横浜流星のファンが大量に尊死していたかもしれない。


 この作品のスタッフには、是非とも最後まで作りたいように作って欲しい。

 これは主人公・蔦屋重三郎が

「表現を規制しようとする人々との戦い」や

「娯楽を敵視する野暮な奴らとの戦い」の歴史を背負っている作品なのだから。

 その歴史の果てに、ラスボスだったはずの松平定信が、浮世絵好きに変貌する瞬間まで見てみたい。



 今回は、これまでにいたしとうございます。

 アテブレーべ、オブリガード



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