第13話 新しいスキルの効果

「よし、石臼できたかな?」


僕は制作中のものを見てみる。見た目は完全に石臼だが、性能面がどうだか...

少し周囲を見てなにか実験に使えそうなものを探し出す。


「これでいいか?」


僕は小麦のようなものを見つけた。石臼が使えるなら小麦粉のようになるだろう。

そうして僕は石臼に小麦のようなものの種子を入れる。


「いい感じじゃん」


そう言って粉を手にとって見る。どうやら成功したみたいだ。


「また作り直しにならなくてよかった〜」


しかし、加工士で作れるものはまだまだある。

新しい武器や食器、更には地図まで、


これで制作するときにこれがない、作れないということはないはずだ。


「そういえば畑を見ていなかったな。」


そう言って前にじゃがいもを植えたところへ行ってみる。

行く途中の道では海から見る日が絶景だったり、面白い魚もいた。


ヒゲが2本伸びたような魚がいたり、マグロのように凄い勢いで泳ぐ魚もいた。


こうして、ジャガイモ畑についた僕、一度引っこ抜いてみることにした。

すると、そこについていたのは普通のじゃがいもとは思えない大きさのじゃがいもだった。見た感じ、カボチャぐらいの大きさだと思う。


「だけど、この見た目はどう見たってじゃがいもだよな...」


そう思いつつ他のも収穫してみることにした。

全部、じゃがいもとは思えないほどの大きさのじゃがいもだった。

大きいものの中にはスイカクラスのじゃがいももあった。


「結局手入れはいらなかったのか」


そう言いながら、僕はインベントリにどんどん入れていく。


すると、ステータス画面に農業のスキルを手に入れた。という通知が届いた。


これで、僕のステータスのスキルは10種類になった。


なにか新しいスキルを手に入れたのかな?と僕は思ってステータスを見たらこのような変化を遂げていた。


名前 mori 職業 新人 レベル3


ステータス 体力300/300 攻撃力30 知力15 防御力20 俊敏性30 運力15 スキルポイント0 ステータスポイント20


スキル 新人2 伐採6 建築2 斧術4 採掘2 罠設置1 鑑定5 2回目の加工1 加工士1 農業1


「ステータスは...レベルが上がったぐらいか?」


ステータスを確認したからそろそろ帰りたいと思った僕はじゃがいもをたくさん持って帰るのであった。


「やっぱりじゃがいもにしては大きいよな...」


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