第20話
何の目的もなく過ごす事をやめようと思った
彼が夢を追う事を嘆くのは終わりしたいと思った
私は教師になりたい
そう思ってから毎日それだけに目を向けた
あっという間に夏は過ぎて、カッターシャツ一枚では肌寒い季節
ハルが入学試験を受けに行った
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