登場人物紹介・設定等(ネタバレ注意)
ここでは登場人物・設定等を載せています。
ネタバレ多数につき本編未読の方はご注意ください。
前作に出ている人物の分は一部省略していますので、前作の紹介を見てください。
・登場人物紹介
二十二歳
本作主人公。
竹中探偵事務所の副所長、後に二代目所長。
キクコに召喚されて彼女の住む異世界へ行き、そこで本当に勇者となった。
キクコ帰還後からトレーニングを始め、竹中から剣の基礎と喧嘩殺法も教わっていた。
ユウト曰く基礎は出来ている。
合間にそのユウトに稽古つけてもらったからか、短期間で結構伸びた。
三種の神器曰く歴史上最も優れた光の勇者らしい。
光の技が使えるのもそれでだろう。
大魔王とも和解したのもあって、神器も守護神補佐役神も認めている。
過去世界で母七海と会い、そして異世界で再会した。
最後は皆で力を合わせ、八岐大蛇を制した。
数年後、キクコと結婚して息子が生まれた。
キクコ
フルネーム モロボシキクコ(諸星喜久子)
十七歳
ヒロイン
複数の方言が混じったような喋り方をするが、地元の方言らしい。
ただそれはキクコの祖父母世代までで、それ以降の世代は殆ど方言では話さないそうだ。
キクコは年寄りの面倒をよく見ていたからか、訛りが移ったのだろう。
又従兄のユウトやたくさんの男性に惚れられている。
自身が聖女だったと知り、先に聖女だと分かった友里と互角だとなった。
十八歳になった後で隼人達の世界に再び行き、竹中探偵事務所に就職して後に副所長となった。
戸籍に関しては守護神代行が手配した。
実家は跡継ぎをどうするかとなり、隼人とキクコの子供の一人をとキクコの祖母が言ったが、他の家族に却下された。
結局キクコの従弟(キクコの父の弟の子)が成人した後で跡継ぎにとなった。
二十三歳
隼人に一目惚れした女性。
キクコの世界に迷い込んだというか、キクコの召喚術で呼ばれてしまった。
元々魔法力があるとキクコは気づいていたが、回復系魔法の使い手の素質があると分かり、世話になった寺の住職に教わってあっという間に中級の実力者となった。
この世界で自身が向こう側の聖女だったと知る。
ユウトに告白され、それを受けて付き合いだし、後に結婚する予定。
ユウト
フルネーム モロボシユウト(諸星勇人→楠木勇人)
二十歳
キクコの又従兄(与吾郎の次男の孫)
城勤めの戦士で既に戦士団長より強く世界五指の強さ。
キクコからは「ユウト兄」と呼ばれている。
キクコに惚れているが彼女にとってユウトは兄貴分でしかない。
結構器も大きく、隼人を蹴落とそうともしないどころか励ましたりする。
曾祖父の教えがあったからだろう。
後に異世界側の勇者だったと分かる。
覚醒したのは精神世界での修行の時。
後に友里に惚れて告白し、隼人達の世界に移住して付き合いだした。
本人は婿入りを希望していて、後に楠木姓となる。
彼の実家は跡継ぎに拘ってなかったが、なんの導きかユウトの移住後に母が妊娠し、弟が生まれた。
それを聞いたキクコの祖母は息子夫婦にもう一人こさえろと言ったが、こっぴどく怒られた。
ジョウ
二十二歳
与吾郎の末娘の子。
キクコの祖父とジョウの母は親子ほど歳が離れている。
キクコは「ジョウ兄さ」ユウトは「ジョウ兄」と呼んでいる
学者バカで没頭したら一日中家に籠って寝食を忘れるほどらしい。
そのせいか直射日光に弱い。
後に守護神補佐役にそれを強くしてもらった。
自動車を作っただけでなく、モドキ肉に細胞分裂機能をつけて増やせるようにできるくらいの大天才。
他にもいろいろ作っている。
それは祖父与吾郎のようになりたいからと願ってだった。
後に大魔王四天王の一人、ヘルプスと結婚した。
彼は恋愛に興味なしだったが、彼女を一目見た時から気になっていた。
ボルス
八十五歳
大魔導師でキクコや陛下等の師匠。
弟子に抜かれたとは言っているが、魔法力においてはまだまだ世界一。
歳のせいか加減が上手くいかない時もあるみたいだが。
先代勇者マヤや仲間達と共に先々代大魔王を倒していたが、あまり知られていない。
マヤが目立つのを嫌がったから。
マヤとは親友というか愛していた。
彼こそ伝説でしかなかった聖者ではないかという話もある。
本編から数年後に亡くなった。
今わの際にマヤに向かって今度こそ嫁にすると言ったらしい。
マヤ
先代勇者、故人。
殆ど誰もその姿を見た者がいない。
だから女性だと思われていなかった。
幾多の者に求婚されたが全て断っていた。
ボルス曰く愛したのが手の届かない者だが、ずっと思い続けていたから……。
隼人達は与吾郎を思い浮かべていたが、どうだろうか?
異世界の今上陛下
三十六歳
肉食を禁じたのはこのままでは絶滅する生物も出てくると予言があったから。
畜産、漁業が予想以上に打撃を受けていたのを知り、補償を急がせた。
武芸百般で魔法以外は世界一の実力者でもある。
皇后との間には既に十歳の皇太子がいる。
そして皇后は先代勇者一行の女戦士と神官の孫。
ダイゴロウ
キクコの祖父で、与吾郎の長男。
容姿は与吾郎によく似ている。
農業をしていたが、それは次男に譲って今は楽隠居している。
両親は背が高かったのに自分や弟妹はあまり大きくない。
なんでそこは似なかったんだと愚痴をこぼす事もあるそうだ。
キクコの祖母
名前は本編に出てないが、ナカ。
訛っているのは世代的に。
前作で触れているが看護師の資格も持っている。
本編で書いてないが、彼女はモロボシ家の分家筋の出で有史以来続いているモロボシ家をというのもあって隼人を婿入りさせ、キクコに家を継いでもらおうと思っていた。
コゴロウ
キクコの父
城勤めの役人をしている。
上皇に勧められたのもあってで、それがなければ父の跡を継いで農業をしていただろうと本人も思っている。
キクコが選んだ相手ならと、隼人を認めている。
キクコの母
名前は本編に出てないが、フミヨ。
義母と同じく看護師の資格を持っている。実母も持っているそうだ。
キクコは母親似で、容姿は瓜二つと言ってもいいくらい。
やはりキクコが選んだ相手ならというのもあり、隼人を気に入っている。
ヨザブロウ
キクコの大叔父(与吾郎の三男、ダイゴロウの次弟)
ウエノ村の村長で、妻は先代村長の娘。
婿入りして跡を継いだ。
歳の割に足腰はしっかりしている。
父与吾郎以上の人望があるらしい。
キクコの父方従兄弟達
全部で九人いて、村の入口で話した三人はコゴロウの長弟の子供達。
その長男、最初に話した子供がモロボシ本家の跡取りとなる予定。
寺の住職
五十代くらい。
回復系魔法使いでもある。
倒れていた友里を保護し、後に回復系魔法を教えた。
ボルスとは旧知の間柄。
シンクロー
斎藤龍興の子孫
先祖が三百年程前に偶然扉を通ってこの世界に来たらしい。
陛下が肉食を禁止した為、畜産が栄えていた自身が住む村も大打撃を受けたので陛下を討とうとしていた。
ユウトと一騎打ちして負け、憑き物が取れたかのようになった。
ジョウから貰ったモドキ肉の種で村が持ち直した。
戦士団にと請われてそれは固辞したが、後に彼の子が戦士団に入ったそうだ。
漁村の村長
シンクローの父とは親友。
見た目より若い、やはり苦労したからだろう。
ジョウから貰ったモドキ魚肉のおかげでやはり村は持ち直した。
漁師のおじさん
見た目はまんま海の男だが、魔法使い。
隼人達を船に乗せて無人島へ連れて行った。
アギ
無人島に住んでいる老人。
三種の神器とは旧知の間柄。
実は守護神の補佐役神。
隼人達に精神修行をつけ、レベルアップさせた。
インダム
補佐役神の一人。
アギと後述のミクラとは三つ子の兄弟。
寒い洒落を言って周りを凍えさせる。
ミクラ
補佐役神の一人。
一応長兄。
一番人間社会に馴染んでいる。
魔王
七海に呼び出された。
そして七海を攫おうとしたが、隼人達に倒された。
だが最後の力で隼人達を異空間に封じようとした。
ガーゴロン
二十四歳
大魔王四天王の一人で、恐竜みたいな顔で筋肉質。
怪力の持ち主、脳筋ではない。
四天王のリーダーでもある。
ノミール
二十二歳
大魔王四天王の一人。
腕が六本ででかい頭の怪物。
その腕で連続攻撃を繰り出す。
後に某漫画を読んで竜巻地獄を極めたとか?
デンキオウ
十九歳
大魔王四天王の一人。
立派な角に全身から火花が飛び散ってる怪物。
電撃で攻撃する。
年齢の割に口調が幼い。
ヘルプス
十八歳
大魔王四天王の一人で紅一点。
大きな鳥のような怪物で、空から爆撃する。
ジョウに惚れて後に人間体になって結ばれた。
結構頭もよく、自身で発明もできて助手としても超一流。
ゴースドン
五十歳
大魔王だが、性格はいいし部下想いだし親を亡くした四天王を引き取って育てていた。
ただお人好し過ぎて敵に騙されてしまった。
本編には出てないが妻である大魔王妃と子供が三人がいる。
末の姫と陛下の子である皇太子が同い年で、後に結ばれた。
もう一人の七海
七海のもう一つの人格が魔法力で実体化して出てきたもの。
ややこしいからと「ヒミコ」と名乗った。
彼女は世界を平和にしたいが為に一旦消して作り直そうとして、体の主導権を長い間乗っ取っていた。
それは彼女自身知らずに妖魔に惑わされていたからというのもあった。
三種の神器を取り込んで八岐大蛇と化し、世界を消そうとしたが隼人達に阻止された。
最後は次郎の魂に向けて大魔力を送り、七海の中に還っていった。
卑弥呼
かつての邪馬台国女王で、隼人やキクコ、ユウト、ジョウ等桐山家の血筋の遠祖。
友里の遠祖でもあり、日本にいる魔法力を持った者の大半は卑弥呼の一族の子孫らしい。
隼人に語りかけていた声の主でもある。
今の彼女は光の精霊で、守護神代行をしているそうだが力が予想以上に無くなってしまったので代わりに遠い子孫の一人である三郎信康を呼んだ。
道彦達を呼んだのは元々、道を見失っている隼人のフォローをと思ってだった。
いずれ何かから世界を救う勇者となるのは見えていたが、このままでは……とも。
それが無くても可愛い子孫をと。
二十五歳
竹中探偵事務所の初代所長。
実は異世界から来た者で、卑弥呼とは祖先を同じくする者同士らしい。
だとしたら隼人ともそうなのだが、互いに気づいてない。
隼人のフォローをし、道を示した。
本姓は
祖母の実家はもう誰もいないのでせめてここではと思ったそうだ。
息子が一歳になった頃、隼人への引継ぎを終えて伊代と共に元の世界へ帰って行った。
二十七歳
夫道彦と共に異世界から来た。
本当に体調を崩していたがそれでも隼人を、夫をフォローしていた。
後にキクコの面倒も見ていて、自身もフォローしてもらっていた。
妊娠していても戦う危なっかしい女性でもある。
後に夫や息子と共に元の世界に帰って行った。
二人は勇者の技を使うが、勇者ではない。
そもそも勇者の技と伝わっているものがそうではないから。
道彦と伊代の息子。
隼人達の世界で生まれた。
(異世界ではモロボシヨゴロウ)
故人。キクコの曽祖父。
終盤に若い頃の姿で隼人達を助けに来た。
なぜか戦前生まれとしてはあり得ない知識も持っている。
もしかして未来が見えていたのか、もしくは行ったのかと隼人は思っている。
そうかどうかは……。
故人、与吾郎の妹で隼人の母方の曾祖母。
今回は名前だけ。
諸星たか子
隼人の父方の曾祖母。
七海が戻ってきた時、次郎に向かって手を合わせて涙した。
お盆の頃に夫と夢で再会したとかなんとか。
故人、隼人の父。
終盤、もう一人の七海の力で一時的に実体化して隼人や七海と再会し、あの世へ帰って行った。
隼人の母
五十歳
隼人が五歳の時に魔王を呼び出して攫われそうになったが、未来から来た隼人達が阻止した。
だがもう一人の七海に乗っ取られて、魔王が開いた道を通って幾つもの異世界を旅していた。
十七年間の記憶が曖昧なのはその間ずっともう一人の七海が主導権を取っていたから。
温泉好きなのは祖母明子の影響だったらしい。
その後は隼人達と一緒に暮らしていて、家事の合間に手芸品等を作ってネットショップで売っている。
大魔力のせいか幸運が舞い込むと評判になっているそうだ。
与吾郎の友。
終盤にやはり若い頃の姿で現れ、妖魔軍と戦った。
友里を孫のように思っていて、最後にまた会えて満足していた。
ななしの
広島のお好み焼き屋の女性店主で隼人のフォロワーで、
本人曰く巌流佐々木小次郎の孫娘で、三百年以上前に生きていた者で今は最下級の女神らしい。
普段は子孫ななしのを通じて隼人の様子を見ていた。
わんどりーむ
隼人のフォロワーの一人。
こちらは名を借りただけで実際に本人がSNSで隼人とやり取りしていた。
本人曰く戦国武将、
ななしのこと鈴とは旧知の間柄。
道彦達とも時折連絡を取り合っていた。
稲富キヌ
わんどりーむこと一祐の妻。
同い年らしいが見た目はどう見ても中学生。
鹿児島弁で喋る。
やはりこの夫婦も最下級神になっているらしい。
終盤いきなり現れたように見えたが、実は羽衣になって夫と共に戦っていて、普段もマフラーやバンダナとなって夫と共にいたらしい。
何者だと思う方は他拙作を見てください。
隼人の母方祖父母
生きている間に七海にまた会えて号泣した。
隼人が留学していた事になっていた先で会えたと聞いて、きっと次郎が計らってくれたのだろうと二人は思った。
隼人の伯父
七海の兄。やはり号泣していた。
妻も子供達ももらい泣きしていた。
隼人の母方曾祖父
終盤、義兄与吾郎に着いてきてあの世からひ孫を、孫を助けに来た。
隼人の父方曾祖父
名前は
友達と共にあの世からやって来た。
伸太郎とはあの世で親戚付き合いしているみたいだ。
メイドフィギュアの付喪神
七海が帰ってきた時に目覚めて、あっという間に彼女と仲良くなった。
自分を作ったのは七海だと分かったから。
その後七海から新たに「
娘が生まれたらつけようと思っていた名らしい。
本人も気に入って、その後は七海を「お母さん」と呼び、隼人を「お兄ちゃん」と呼ぶようになった。
隼人は最初は微妙だったが、もう慣れたらしい。
隼人とキクコの息子。
登場時は二歳。
異世界へ行ったり母や祖母が普通に魔法使ってたりフィギュア付喪神が家にいて普通に話していたりが彼にとっては普通なので、隼人はどうやって説明したものかと悩んでいる。
戦士団長
ユウトの師の一人であり、ユウトの祖父の弟子でもある。
剣の腕はユウトに追い抜かれたが、それでも世界で六番目である。
ユウトの父
名はスケサブロウで、今は上皇親衛隊長。
副隊長のカクベエと共に上皇のお供をして方々を回っているとか……。
隼人曰くカクノシンではないが漫遊記そのまんま。
ユウトの祖父
与吾郎の次男。
元戦士団長で、体力は衰えたが剣の腕はまだまだ落ちていない。
ユウトもまだ勝てないとボヤくほど。
ジョウの両親
母親が現在胸を患っていて、山奥の村で養生している。
その村はジョウの父親の母、父方祖母の故郷でもあったので。
父親は薬師で、今は山奥の村で薬を作りつつ妻の看護をしている。
彼は安価で良い薬を皆に売り、貧しい人からは後払いでとしていた。
踏み倒す者がいなかったのは彼の人柄であろう。
ジョウは母方祖父だけでなく、父の影響もあったのだろう。
一祐とキヌの子孫。
竹中探偵事務所の調査員の一人。
祖父が隼人達の世界に来て妻と出会って結ばれ、妻の姓にしたそうだ。
隼人曰く先祖に瓜二つのイケメン。
探偵に憧れていて、隼人の所ならと京都から上京して就職した。
一祐は公儀隠密のようなものでもあったらしく、それもあって。
古道具屋の主人
普段は「
その正体は
史実では切腹させられたとあるが、実は妖魔と戦う為に表舞台から消える為、父家康や舅織田信長と謀ってした事だったらしい。
そして世界を破滅させようとした大妖魔を討ったらしい。
時の大河の流れを具現化した技を使うというとんでもない英雄。
やはり神になっているが、長い間固辞していたらしい。
邪馬台国女王一族の遠い子孫でもあるらしく、その縁で呼ばれてやって来た。
アギ達に言わせるといくら縁者だからって神にも敬られる救世主を呼びつけるなだそうだが。
今は卑弥呼の代わりに守護神代行をしている。
※この御方の物語書こうと思っていますが、なかなか書けません……。
守護神
実は異世界側の初代勇者と初代聖女で、二人で双方の世界を守っているそうだ。
今は眠りについている。
そしてこの二人は諸星家とモロボシ家の先祖でもある。
二つの血筋が今また交わった。
三種の神器
剣、勾玉、鏡
精霊と最初は言ったが、実は三貴神の分霊。
剣が素戔嗚尊、勾玉が月読命、鏡が天照大御神。
世界開闢以来皇室と共にあり、それを守っていた。
神器が揃うとどんな事でもできるらしい。
時空を超えたり世界を消したり新たに造ったりも。
その他設定
召喚術
新たに見つかった移動手段。
古文書に記されていたのは向こう側から人を呼ぶ術だけだが、ボルスやキクコ、弟子達の何人かは呼んだ者の記憶を見て送り返す事もできる。
ヤマト国
キクコ達の世界。
元々はほぼ日本と同じ島にあった国だが、初代陛下が世界を統一したので世界全てがそうなった。
建国から二千七百年程続いていて、日本の皇歴とほぼ同じ。
隼人達の世界とは元々一つの世界であり、三千年程前に分裂してそれぞれが歴史を重ね、今に至る。
ウエノ村
キクコが生まれ育った村。
昔からそこそこの村だったが、与吾郎のおかげで更に豊かになった。
モロボシ家は代々ここに住んでいる。
後にウエノ村は初代勇者と初代聖女の終の棲家があった場所で、そこに子や孫達が村を作ったと分かる。
二人の遺志通り後に伝えずにいたそうだ。
遺跡
異世界への道がある場所でもある。
竜が辺りにいて、本能で遺跡を守っているようだ。
元々ここは旅人の守護竜神の神殿があった場所だったと後に分かる。
聖女・聖者
勇者と生涯共にありてそれを支える者。
勇者は初代以降何人か現れたが、聖女は初代以降いなかった。
聖者に至っては伝説でしかないが、ボルスの死後に三神器や三補佐神が「彼には聖者の素質があったが覚醒しないままだった」と語った。
もし覚醒していたら大魔王と四天王を瞬殺できるほどだったかもとか……。
伝説の英雄
最近解読された古文書に書かれていた者。
勇者と聖女が再び揃いて結ばれた先に生まれるとある。
虎次郎かユウトと友里の子がもしかするとと思われているが「どうなるか分からない」と三神器も三補佐神も語っている。
新たに解読された古文書によれば、現れるのは今から数えると約三百年後と記されていたらしい。
あと三神器や三補佐神曰く、両親こそ勇者と聖女ではないが与吾郎こそ伝説の英雄ではないかと思ったらしい。
彼のすべてを見てそうとしか思えないし、血筋はあまり関係ないからと。
それでも断言できないのはとある条件が満たされていなかったからだとか。
それが何かは言えないとの事。
異世界の少女に呼ばれて探しもの 仁志隆生 @ryuseienbu
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