24~25
11時に宿舎の1階に集合して、留学参加者8人と案内役の台湾の方2人で台北101の花火を見に行った。台湾時間の11時は、日本ではまさに年越しの瞬間だったけれど、僕らにとってはただの集合時間だったので、その瞬間に年を越した感覚はなかった。一応控えめのカウントダウンはしていたけれど、そのばでは雑談の方が権力を握っていた。
宿舎から歩いて、大安森林公園の近くのファミリーマートに行き、500mlの台湾ビールと可樂果MiNi檸檬辣雞翅口味を買って信義路三段の通りで酒盛りしながら年越しを待った。台湾のファミリーマートの入店音の話で盛り上がった。あの音は頭を離れない中毒性があり、危険である。
年越しが間近になって、台北101を見やすい位置を探しスマホで録画を開始した。普段、記録より記憶などと宣って大事なものほど撮影しないようにしているが、この花火は撮影したかった。
101の明かりが消え、暗闇に姿を消した後、再度怪しく点滅した。
カウントダウンが始まった。,,,三,,,二,,,一,,,零,,,
「おおおおおおぉぉぉぉ〜〜〜〜!!!」
タワーから全方位に花火が放たれ、絶景だった。
タワーを生かした花火のデザインは3分ほど続き、クライマックスを迎え、年越しは終わった。周囲の人々は楽しそうに、新年快樂と言い合ったり、抱き合ったり、手持ち花火をしたりしていた。
帰り道はトイレに行きたくて仕方がなく、落ち着かなかった。
宿舎について、眠りについた。
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