第8話 夏休みパート2

俺は麗に「危ないだろうが!柵がなかったら落ちて死んでるぞ!!」と怒った。すると麗は「本当は二人の時間を邪魔されて怒ってるんでしょ〜」とニヤニヤしながら答えた。「あのなぁ!」と麗にキレる直前に屋上のドアが開いた、昭由が補習から帰ってきた。数秒の沈黙の後何故か昭由が俺に向かって蹴りを入れようとしてきたのだ。その蹴りをひらりとかわした俺は昭由に「何するんだよ!!!」と怒った。すると殺気を放ちながら昭由が「お前ぇ!!この学校の三大美女の内の水谷さんと丑家さんとイチャイチャしやがって·····」と悔しがりながら俺にもう一度蹴りを入れようとしてきた。俺は「イチャイチャなんてしてねーよ!!学校での話をしてただけだわ!!!」と反論した。それからなぜこうなったかを説明し、和解した。その後みんなで帰ることになった。俺は昭由に「学校の三大美女って誰だ?」と聞いたら昭由が「知らないのか?!丑家 真紀さんと水谷 麗さんと阿久津春佳さんだよ!!」と答えた。俺は「阿久津 春佳?聞いたことないが····」と答えると昭由が「はぁ!!!?」とめちゃくちゃ切れてきた。「この学校で阿久津 春佳さんのこと知らないのはお前ぐらいだぞ?」と呆れながらも説明してくれた。阿久津 春佳は2年の時にいなくなってしまったのだが春佳がいた頃は麗、真紀同様才色兼備の生徒と噂されていたらしい。春佳は勉学優秀、運動神経抜群、気さくで誰にでも優しくできる聖母マリアのような存在だったらしい。が突如として姿を消したのである。みんなと別れて家に帰った後俺は阿久津 春佳を調べてみたいと思い立ち、調べてみると衝撃的な事実が発覚したのだった。

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