第11話 風呂?

 「出来たら回譲渡方法とかも気になりますね」

「あ~まあ、お・と・こ・だからね美少女を前にしたら触れたくなるのは分かるけど、素直に言ったら?私はあなたの誠意次第でどこまででもできるかもね」

「何の話だ?何か、イラっとした」

「だから~、片手より~両手。それより~、体同士の接触とか~?後はぜんらで……」


「分かったそういう事ですね。私が未熟でした」

「あれ~?その年で何想像したのかな~?まだ~一緒にお風呂入れる年齢だよね?」

「そう言うのは母だけで十分です」


「そうねごめんなさい。あまりに反応がかわいかったから」

「そんな可愛い笑顔で言われても……拗ねますよ」

「あら?可愛いって認めてくれるんだ?」

「世間一般的な意見としてはですよ。不本意ですが。」


「ありがと」

「…………」

「何赤くなってるの?」

「素直に言われると本当にかわいい?いや綺麗なんですよ」

「ご、ごめんなさい。私の負けだわ」

「?」

この時はアウラの顔が赤くなっていた。


 「次は魔法についてですが、基本的に想像出来たら使えるのですが……それはおかしなことですか?」

「そうね。あり得ないわね。まず偉大なる精霊様に~をしてくださいとお願いして発動ですから。精霊様にお願いせずにって魔法など、神様の領域……まさか神の使いとか言いませんよね」

「それなら教えて貰わずとも魔法使えるのではないでしょうか?」

「そうか……そうよね」


「火と地の魔法はローズ様と私で見たよね?でもごめんね。私のすべては見せる事は出来ないの。まだ婚約もしてないし」

「魔法の話ですよね??」


「当然じゃない。魔法って魔女の武器なの。そのすべてを知られると、命を狙われると終わるわ」

「そうですね。理解できました。あの新しい魔法を使ってみたいのですがいいですか?」

「どうぞ」


「ここに壁を作ります」三面mに2mほどの高さの壁を作る。

「で、ここにドアを、ドアを……入り口を作って後で木でドアにします」ドアは難しかった

「でここに小さな壁を作ります」L字型の低い壁を作り

「最後にお湯を入れます」火と水の魔法で湯を作る


「では入ってきます」一人で入れるプライベートバス完成。



・・・・・・・・・・・・・・キリトレマセン・・・・・・・・・・・・・・


で入浴中。

「なかなかいいな」

「そうでしょ?」

「空は見えるの良いが窓も欲しいな」

「まあ家の敷地内ですし。窓付けたら外から見えますしね……ってなんでここに先生居るの?」


「風呂有る。私入る。君、子供。私、気にしない」

「何故外国語風?ていうか俺が気になるって」

「あれ~?俺って言うんだ~。気になるって、タオル巻いてるのに?」


「美女のそんな姿見て冷静でいられるだろうか?いや、ない!」

アウラも真っ赤になったのだった……

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