第8話 主人公は目立ちたい?

、、、、あれから、カードをもらって一ヶ月。


何不自由なく暮らしている。


フェリフルがギルドの仕事を沢山こなしてくれるおかげで、何もしなくてもお金が手に入る。


ただただ食って寝て食って寝てを繰り返す日々。


、、、、、ズルい!!


前回もフェリフルばっかり活躍して。


主人公は俺だぞ?おかしいだろ。


第一、俺の人格を見つけるためにここまで来たはずじゃないのか?


何かできること、、、、


何かできること、、、、、


、、迷子の張り紙でも作ってみるか。


お金ならたんまりあるしな。


俺の写真を撮って、、、、、


九人分作らないと行けないのがダルいな。


ギルドと、、、商店街と、、、


張り紙を貼る許可を貰わないといけないのか。


、、、面倒くさい。


、、、っは!


柊葵を呼んで、あいつの力でこの世界中に張り紙貼ってもらったら良いのでは?


、、、天才だ。


我ながら天才だ。


、、おーい\(^o^)/ 


、、、柊!見てんだろ?


お願い一つ聞いてくれよ。



、、、全く、、。


僕は神様だってのに、、、。


君を作ったのは僕なんだよ?


張り紙程度で僕を呼ばないでもらえるかな。


流石に、そっちから呼ばれると、ダルいんだわ。


いやいや、、勝手に脳内に話しかけたりするやつに言われたかねえよ。


しかも何だよダルいって。


そのままさ。


面倒くさいんだよ。


そこから分かるように、僕は手伝う気ないから。


そこをなんとか、、、


かまってちゃんで、面白くて天才の神、柊様!


、、、かまってちゃんはいらないけど、、、


そこまで言うなら少し手伝おう。


君の世界のネットに君の人格を探しているというメッセージを、拡散しておく。


情報が入ったら、一番に伝えるよ。


、、、アリガトウゴザイマス。


何か不満そうだね。


人に感謝するときは、有難う御座います!(大声)だろう?


有難う御座います!(大声)


、、、、これでいいですか?


うん。


僕は満足だ。


この世界での生活、、頑張りたまえ。


次回 第9話 ダンジョンへ行こう。

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