第5話

ついに完全な対抗策を持ってメタルロックを赴くと、今までには無かった金属の樹海が姿を見せた。

並みの生き物ならその鋭い葉っぱで八つ裂きにされるの間違い無いが、同じ機械のAFには意味を成さない、

メタルロックに漸く辿り着き其処に基盤を置きアポトーシスプログラムを作動させた、

金属の岩は歪み変形して形を変えた、

長くは無い太い腕、短い無い太い脚、

寸胴の胴体、長く太い尻尾、鋭い牙を生やし大きく開いた口、

惑星セシリアには存在しないだろう『恐竜』へと形を変えた、

恐竜に似た形をした怪獣はソルドを襲いかかろうとした、

[僕達を取り込む気だよ]

ソルドは高く飛んですんでで食われずに済んだ、

金属の怪獣は執拗にソルドを襲おうとしたが途中で止まった、

銀色の身体が茶色くなり、

細かな砂と成って零れ、

地に倒れた時には砂漠と成った、

この状況はオストリア大陸全土に広がった、

オストリア大陸に恐怖の夜は無くなり、

穏やかな夜と成ったのはさして掛から無かった。

『終わりましたね』

地の精霊はそう言った直後、

❲えっこれは?❳

[僕達の身体が]

〘消えるのか?私達が?〙

『どうやらお別れの様ですね、皆もレイモンドさんハルトさん達と居た時のは楽しかったですね』

四精霊達は無かった筈の手足が形付いて手を振り別れの挨拶をして姿が完全に消えた、

複数のテラノスのAFが到着する前にソルドはオストリア大陸から姿を消した。

テラノス帝国へ亡命した者達は二度と故郷へ帰らなかった、

テラノス帝国に亡命した者は他国の文化、食、風習を持ち込ませない為、

亡命直後は還暦を迎えて無い人達は教育と言う名の矯正を施してテラノスの人間と自覚して故郷についての記憶を薄れさせよしている。

このやり方についてはグライムブラス連合国は大成り小成り色々な国家が友好的に協力的に同盟を結んでいるのに対してテラノス帝国は嘗ては存在した階級制度に拠る1つの一大帝国国家としていたのだ、

その為か地区や場所事にナンバー分けしたのはそう言う理由が有るからだ。

年老いていく内に思考が固まり視野が狭まり支えも抑えを振り切ってしまう、

かつてこの世界で起きた恐ろしい事は正にそう、テラノス帝国とグライムブラス連合国は法で、

『どんな立場要職に就こうが還暦を迎えた者はほぼ強制で離職される』

が存在していたただ他の国そうかと言うと其れは否定と成る。

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四精霊機 @I-Nameless

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