第184話
「何言ってるの、葉月ちゃん。いつも那由多の話聞いてくれてるよね?」
「でも零の気持ちとか聞いてない」
気持ち?
「瀬尾が好きなんでしょ?」
え?
うん大好き。
って、すぐに言えなかった。
あれ?
なんで?
昔は毎日のように言ってた言葉。
それが今は出てこない。
なにも反応できないのに、顔だけが熱くなってくる。
「うん、だ、大好きだよ」
なんとか絞り出してみた。
よかった。
言えた。
いつもどんな顔して言ってたんだろ。
なんだか無性に恥ずかしい気持ちになった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます