第138話

それから那由多の通う道場の話とかを聞きながら、二人がかりでプリントを片付けた。




剣道の先生はその道では凄い人みたいで、だいぶ鍛えられたみたい。


那由多はなんと、この間あった大会で優勝したんだって。




「すごい!おめでとう!」


「ありがとう」


「お祝いしなくちゃ」


「そんなのいいよ」


「えー、したいんだもん」




唇を尖らせて呟いたら笑われた。




「宿題手伝って貰ったから」


「そんなのでいいの?」


「すごく助かったよ」


「そっか」




残念。


何かあげたかったな。




そうだ、こっそり用意して驚かせようかな。


なんて、密かに考えてた。

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