第117話

次は射的で勝負。


結果は、ふたりとも同じくらいの大きさのお菓子を落としたから、引き分け。




それから、はしゃぎすぎてお腹が減ったから、たこ焼きを一箱買って半分こして食べた。




「おいしー!」


「熱ちち。あ、おいしい」




那由多が猫舌だって初めて知って、笑ってしまった。




那由多のことはよく知ってるけど、やっぱり知らないこともいっぱいあって、


それを知れたことが嬉しかった。




私はまだ、那由多の習い事も知らないから。






ハフハフ言いながら食べきると、那由多はたこ焼きの箱をゴミ箱に捨てに行った。

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