第2話
毎日、手を繋いで公園に行っては、砂場へ直行した。
私はブランコやすべり台も好きだったけど、那由多は苦手だったみたい。
だから、
一緒に砂でいろんなものを作って遊んでた。
不満はなかった。
だって、那由多といることの方が、ブランコよりも、すべり台よりも楽しいと思ってたから。
ふたりして笑い合いながら、ガタガタでとてもそれには見えないお城や怪獣を作って喜んでいた。
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