第31話

最後に言い負かして満足なのか、君はまたくっくっと喉を鳴らして笑う。




もう缶コーヒーもとっくに空になっているのに、どうしてまだいるんだろう。




さっさと帰れ。




そんな気持ちを込めて、私はまた営業スマイルを張り付けた。


額に青筋を浮かべながら。




そして、




「120円になります」




言ってやった。




今度は君のこめかみが震えたけど、それは見なかったことにしよう。

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