第11話

そして、

成光が7歳になった時、



成重が自分を

疎ましく思っている事も、


何故自分を

そう思っているのか、


どこかでもう気付いていた




だけど、

どちらもはっきりとしない




そして、あの日



全てが確信に変わった

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