見栄っ張りギャルに捕まり巻き込まれて

深夜のコンビニを出ると、ギャルがたむろしていた。絡まれない様に気を付けていたが、目が合った一人に手招きされ、終わったと思った。全力で走り逃げることを考えつつも、にっこりと笑顔を向けられてしまい、その怖さに萎縮して怯えながらギャル集団に近付く。


「いや〜、まさかこんなとこで彼氏と会うとはね〜♡嬉し〜♡ウチら、ラブラブだもんね〜?♡」


抱きしめられながら、唐突に訳の分からないことを言われた。決して恋人ではなく、初対面で抱きしめられている状況も理解できず、混乱しながら否定しようとする。だが、強く抱かれ胸の谷間に埋もれさせられ、「黙れ。話し合わせろ」と低い声色で静かに言われる。


「え〜?マジで彼氏いたんだ〜?しかも今会っちゃうとか、運命だね〜」

「噂の彼氏でしょ?ヤバいって、いつも言ってたの」

「見た目ヒョロっちいのにね〜♡ギャップ、ヤバ〜♡」


ニヤニヤとした、ギャル達の声色。明らかに嘘はバレており、それなのに抱きしめるギャルは「マジだって〜。試してみてもいいよ〜」と嘘を続ける。状況を打破しようともがくが、尻をつねられ抵抗するなと叱責される。完全に逃げるタイミングがなくなってしまった自分は、ただ抱きしめられることしかできなかった。


「いいの?じゃ、ウチら全員の相手してもらうか」

「家来ていいよ〜♡何日かかるかわかんね〜し、買い込んでこ〜♡」

「彼氏くん、かわいそ〜。ぜってぇ、ヤベ〜ことになるっしょ」


ギュッと抱かれ口を開けぬ様にされながら、「ウチらの愛はこんなんじゃ壊れね〜もんね♡いっつも自慢しちゃってんのマジだって、身体でコイツらに教えてやってよ♡頑張って♡」と言われる。抵抗できず流されるままに、ギャルに捕まり欲望の奔流に巻き込まれていく話。

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