夢のねの


 夢の音が鳴る頃には、あなたはゆりかごの中、

ふわふわとした泡のようなブランケットに包まれて、私の愛を受ける

口づけと抱擁をなんの感慨もなく受け入れられる頃、

私達は生きていた、


いつか夢は終わりを告げて、弾けて消えてしまう。だからどうかそれまでは、私を忘れさせて。

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個人的詩集 イソラズ @Sanddiver

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