行先

ある国の北の島の中である、町、

春は暖かく、夏は暑さ、ちょうど良く、

秋、寒すぎず、冬も寒すぎず、雪少し、

山、川、海、平らな大地、

その町で育った者のひとりの子、ユクエは、

いつも不思議そうにある物語を見てから、

考えている中、父に呼ばれ、

犬を見に行こうと、前の願いである、

しかし、ユクエは、甘やかさないで、と言った。

そんな中で、なんで、自分は、

勉強しなさいがないのか、知りたかった。

ユクエは、すべてのテストを、

100点を取れず、0点であった、

わざとではない、母からはゆっちゃん、

ゆっちゃんは、

ゆっちゃんらしくて良いんだよ、と言った、

その時にユクエは、叱ってお母さんと言った、

さみしいからだった。

ユクエが知っている物語の中で、

テストで満点を取るのが、

当たり前の話を見ているので、余計に、

母が自分の事がいらないのか、

と考えたりしながら、

次に父を見た、勉強を教えてと言えば、

母と同じく違う話になった。

その事を言えば、父の顔、身体が、

怒りで真っ赤になった、そして、

出てけ、と言って、外に出された。

ユクエは裸足であった。尖った石に皮膚が、

破けそうな気がし、

なぜ、どうして、と、ユクエは、

思いながら、

聞くのが怖くて、考えて、涙が落ちた、

謝れば、

ユクエの父は表情が満面の笑みであった。

犬を見に行く、それだけであるのに、

父の愛情か、嘘か、わからないまま、

ユクエは車は何で動くの、か、を、

父に聞いたことはない、ガソリンと機械を、

小さい頃から見ているが、

先程のように父がなるので聞くを止めたのだ。

小さい頃の自分に、本を持ってきたり、

ビデオを店から借りてきて、

ユクエに強制に、見せたりした。

ユクエは、犬が居る場所、

ペットショップの中を見ていて、

図鑑にある写真と同じ姿の鳥、

ハムスター、リス、

魚( 淡水魚、熱帯魚、川の魚、海の魚)、

トカゲ、へびを、

見た、すると、犬を父が選んでいた、

驚いて、ユクエは声をかけて、

母はいいよと言ったか、と父に聞けば、

また怒られた、諦めて、

どの方にするの、と聞けば、

他にも飼っていいぞとユクエの父は言った。

大変だ、と、困ったユクエは、

どのくらい、と、聞けば、

今の父の車に乗せれる生き物だと、

ユクエは、飼うのに必要なものがないと言った。

父は、また、怒った。

ユクエは諦めて、ペットコーナーを、

見て周り、淡水魚コーナー、

金魚、まん丸金魚、

橙色の炎のような淡く光る帯のような、

ヒレが長い金魚、

蝶々結びの尾の金魚、鯉、メダカ、

ドジョウ、海のエビではない、エビ、

熱帯魚コーナー

ウーパールーパー、

グッピー、プラティ、

水色の光があるネオンテトラ、

虹色に輝くコンゴテトラ、

三角に近い白いエンゼルフィッシュ、

ドレスの、

レースのような、黒いエンゼルフィッシュ、

ベタ、

海水魚コーナーのクマノミ、

と水の生き物から見てゆく、

そして、鳥のコーナーに入る、

文鳥、九官鳥、鳩、

アキクサインコ、ナナクサインコ、

ボタンインコ、

セキセイインコ

キンカチョウ、十姉妹、

ふくろう、タカ、

今度は、ハムスター、亀、トカゲ、と、

見渡して、

次に猫のコーナーを見て、

再び、父の所へ行けば、

私を満面の笑みで見た、決まったの、と、

聞けば、まだだ、と言った。

ゆっくりで良いの？と聞けば、

ユクエの答えに頷く、

本当なのかな、

前に急かされた時を思い出しながら、

寒すぎて死んでしまうである、生き物たちに、

じっと、迷って、全員と一緒に居たい、と、

思い、諦めてくれるか、分からず、

もう一度、話せば、また怒られた。

父なりの愛情か、また、わからず、

選んでいくしかなくて、選んでゆく、

身体は白、翼に青がある、

セキセイインコの雛のオスの雛、

名前は、シロ(白（しろ）)にした、

次に、

桜色の鼻のゴールデンハムスターのオスが2匹、

真っ白くて毛が長い子は、

ビャク(白（びゃく）、

銀色で毛が長い子は、ロク(緑（ろく）)

薄い羽衣のような蝶々結びのヒレの、

茶色の琉金（りゅうきん）オスの名前は、

リュウ(琉（りゅう）)、

ミックス金魚、身体は、丸く小さく、

オレンジ色で、黒い蝶々結びのヒレは、

黒い蝶の子は、コク(黒（こく）)、

青いヒレのグッピーは、

セイジャク(静寂（せいじゃく）)

赤いヒレのグッピーは、キョク(曲（きょく）)、

レモン色のプラティは、

レモン(檸檬（れもん）)、

赤が強いオレンジ色のプラティは、

ヒザシ(日差（ひざ）し)

ネオンテトラはネオン、

メダカは、ヌクモリ(温（ぬく）もり)、

海のエビじゃないエビは、

トキモドシ(時戻（ときもど）し)

ユクエは、考えて、

言いに行けば、父は、満面の笑みで、

もっと飼って良いと言う、

どんな仕事をしているんだろう、と、

ユクエは考えながら、もっとと言うので、

雛だよ、と、雛の説明をすれば、

良いぞう、だった。

雛を飼えば良いのか、と、考えながら、

次の生き物たちを探す、

青いセキセイインコの大人は、

ヨウ(陽（よう）)

赤い目で身体が黄色の、

少し白が強い青いセキセイインコのオスの雛は、

ユウ(夕（ゆう）)

淡い青の身体に、丸く淡い黄色が、

ぽんぽんとあるセキセイインコの雛は、

オスは、セイヤ(星夜（せいや）)、

サファイアジャンガリアンハムスター、

姉妹でいたので、

綺麗な青の方をルリ(瑠璃（るり）)、

少し黒が強い青の子をツユ(露草（つゆくさ）)

パールホワイトを、パール(真珠（しんじゅ）)

オレンジと白のゴールデンハムスター、

ゴール(物語のおわり)、さあ、どうでる、と、

思いながら、

父に言いに行けば、満面の笑みで、

もっと飼って良いと言った。

どう考えても、おかしい、

だが、諦め、店員の方に、

白い文鳥と他の色の文鳥は居ますか、と聞いて、

白い文鳥の雛が11羽、シルバー文鳥が、

5羽、クリーム色の文鳥の雛が5羽、

桜文鳥が12羽と聞いて、

それぞれの中で桜文鳥は、2羽欲しいのだが、

色で分からないと出来ないユクエは、

考えて、桜文鳥を断念し、

白文鳥、シルバー文鳥、クリーム文鳥の、

雛を1羽ずつ、と、

白文鳥は、ハクギン(白銀（はくぎん）)、

シルバー文鳥は、

シロガネ(白金（しろがね）)

クリーム色は、クリ(栗（くり）)と、

名前を付けて、

これで最後と、そう父に言えば、

満面の笑みで、わかったと言った、

犬のことを思い出して、

犬だったら、どの子か決めたの？と聞けば、

嗚呼、決まったぞうと言った、

飼うための物は、どうする、と聞けば、

父は店員のかたに飼いたいのだが、

何を買えば良いか聞いた、

ユクエの父は、店員の人に聞く、

鳥の電池式の雛用ヒーターと、

雛用の寝床、

大人の鳥用の電池式のヒーター、

鳥籠、シロたちのご飯、雛用のもの、

次に魚たち用の、

水槽、電池式の水を循環させる機械、

汚れを浄化する砂、水草、

リュウたち用のご飯、

電池式のリュウたち用のヒーターを買い、、

ビャクたち用のプラスチックの箱型の、

網ではない籠を買って、

父が決めた犬を見れば、ロウを思い出した、

丸い眉のような灰色の丸、灰色の背中、

他は白い、

シベリアンハスキーと柴犬のミックス犬、

名前は私が付けて欲しいと父に言われて、

男の子なのだが、ユキ(雪（ゆき）)と、

付ければ、父はまた満面の笑みである。

青い首輪、赤いリード、

雪用のご飯に、雪用のご飯用の器（うつわ）、

水用の器、おやつ、寝床用の柵と鍵付き、

遊び用の私の手より大きい少し黄色のボール、

を買った。

ロウ、どうしたら良い、と、

蝋燭（ろうそく）が何本も燃えるのを、

感じながら、荷物を乗せて、

シロたちを左の座る場所に置き、

ユキと一緒に座る、

外を見ながら、父の方に行くか、と、

思えば、おやつを食べさせてあげて、

と穏やかに、

父は言う、それに従って、これは食べ物と、

ユクエは、それを少し齧ってあげれば、

ユキはこれは食べれる物と、

知って、美味しそうに食べ始め、

そして、すぐに食べ終わった。

そして、眠たいのか、

撫でれば、ユキはユクエの顔を舐めた後、

ユクエの太ももに乗って、眠った。

家に帰れば、母はまだ帰ってない、

そもそも、母と父、兄妹である、

ユクエの９つ上の兄、ユク(行（ゆく）)と、

7つ上のサク(咲（さく）)、兄2人は、

違う家に住んでいる、神が居たと言う、

森があった、所にユクエは、

二階建てでガレージがある家に、

1人で住んでいた。

ユクエにとっての、

家族と言う言葉は、物語の姿とは違う、

それでも、ユクエは、どうか、と、

言いたいことがあった、知って欲しかったのだ、

彼女にとって、最初に会ったのは、

ロウなのだ。それを兄たちに話せば、

話題を変えられ、ユクエは、それで諦めた。

家について、明かりをつけ、

シロたち用の寝床を作り上げて、

すぐに子供用の小さなコンロで、

ぐつぐつと皮がない粟を煮て、

食べて貰った、次にリュウたちの家を作って、

次にビャクたちの家を作った。

ユクエは、今日はどんなご飯なんだろう、など、

思うことはない、自分で作るからだ。