スマホのホーム画面
第76話
真木八雲のスマホ
「え!?チビと八千流とハイドの浴衣姿だと!?」
「八千流とハイドは毎年見てるけど、ハイネの浴衣姿は見たことないね」
「「…………」」
「え?なんで二人ともだんまり??」
「アレだよ、アレ。着たのはいいけど八雲がだだこねたっていう」
「なんで知ってんの、桂!?」
「俺に知らねぇことはない」
「やっくん??」
「……エロイ野郎ばっかりの所にっっ!!」
「ただの祭りだ!!バカタレッ!!」
「あんなっっ可愛くも美しくも色っぽいハイネを送り込めるかっっ!!」
「~~っっ」
「可愛くも美しくも色っぽいっ!?」
「わっ、蓮の目が輝いたよっ」
「見せれーーっ、八雲!!」
グシャッ!!!!
「ぎゃぁあああああっ!!」
「これは俺だけのもんだっ」
「なんで懲りないかなぁ、蓮」
「そういやぁ、八雲も浴衣を着ねぇよな?」
「お?なんでスマホを隠す?チビ助」
「だって、あんな色気駄々漏れカッコいい八雲さんを女の人の中に放り込めない!!」
「ハイネッ!!」
「んむっ!?」
((((似た者夫婦))))
「ハイネの浴衣姿は俺だけのもんだ」
「八雲さんのもね」
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