第31話
私はただ紅潮する事しか出来ず、慧悟さんの胸に顔を埋め部屋から出て何時もの所へ彼は歩き出した。
廊下ですれ違う人の行き来する音が耳に入って来るけれど、すぐに消え彼の心臓の鼓動だけが私に伝わる。
(どきどきしてる……だけど落ち着く……)
慧悟さんの鼓動に心地よさを感じたところで部屋に着き、戸が開けられた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます