記憶を喪失した彼女と私が最期に吐いた嘘

日土 林々 Hitono Rinrin

プロローグ

最愛の人が記憶を失ったとしたら、あなたはどうするだろう?

「あなた、誰?」

と言われた時の絶望感。私はそれをなんとか希望へと転化しようと努力した。

こうする以外に道はあっただろう。

私が選んだのは茨の道。そんなのはよく分かっている。

彼女の為ならなんだってする。それは結局自分の為なのかもしれないけど。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る