13. ゴールドシップ産駒シュトレームングの続報
昨年の12月15日に行われた2歳未勝利戦以降、わずか2戦で中央競馬を引退することになったゴールドシップ産駒のシュトレームング嬢ですが、その後、26日のサラブレッドオークションにかけられ、無事に落札されたもようです。
元々、オークション前から購入の意思を示しておられた個人馬主さんがSNS上にいらっしゃいましたが、後日、オークションサイト上の結果を覗いてみると、最終的には御三方で競り合われたようですね。
6月という超遅生まれのハンデを抱えての中央デビューとなったシュトレームングですが、新しいオーナーさん曰く、まだ小さいので体が育つまで待つ旨をSNS上にあげてくださっていて、ありがたい限りです。
本当に、よかったね、ムング嬢。元気にすくすく育ってね。
以前の所属である乗馬クラブでは厳しい判断を下されてしまいましたが、とてもご理解の深い方の元へ行けて、むしろ、これが最善だったのではないかなと思っています。
ええ、陰ながらそっと応援しています。
地方での再起、ぜひとも頑張ってほしいです。
一応ざっくりと近親馬を見てみると、地方でも中央でも同母の兄たちに活躍馬がいるので、可能性が開花することを願っています。
そして、本来なら不要とも思える購入意思表明や、その後の結果報告を律儀にSNS上にあげてくださる馬主さんにも、感謝感謝です。
時々、こういうケースにおいて、はたから見ていて過激な(自称)ファンが、新しいオーナーさんや育成を担当する厩舎、放牧場にノンアポで突撃したり、SNS上でも語気強く迫ったりする光景をお見かけしますが、ぶっちゃけ迷惑行為に直結するので、そこはじっと見守る姿勢を保ちたいところです。
(昨今の競馬人気再燃に伴い、多方面で客層の裾野が広がることは良いことなのですが、一方で反動ともいうべき暗黒面とも言える事態なので、とても悩ましい問題なのです)
ともあれ、明るい赤みがかったピカピカの栗毛の馬体が、元気に走る姿を楽しみにしています。
シュトレームングの顔の中央を走る白いごんぶと流星、まじまじとみるとすごく可愛いんですよね。
父ゴールドシップも当歳馬(ゼロ歳。とねっことも呼びます)の頃は栗毛色の馬体に、顔の中央には白いごんぶと流星がはっきりと目立つ姿でした。
ゴルシは芦毛遺伝子持ちだったので、成長とともに驚きの白さとなっていきましたが、栗毛のシュトレームングも、こうして見比べてみると、仔馬時代の父によく似ています。
一族の血をひしひしと実感する、左目にディクタスアイ(通常隠れている白目部分が丸見えになる)を受け継いでいるのも実に味わい深いです(笑)
これからのシュトレームングの馬生と馬主様に幸多からんことを願って。
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