雨音の様に淡々と力強い物語だと思いました。雨の日に傘を持って店の前に立った時、私もこの物語を思い出すでしょう。夏南ちゃんと悠くんを繋ぐ傘になってみたいです(;_;)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(172文字)
読了後、寂しいとか心残りとか無しにスっと爽やかに終わったんだと実感出来る作品だった。言葉に表すのが難しいけれど、とても良かった!
雨をテーマにした短いようで密度のある5話でした。読了後は、心に何か形容できない感情が残りました。切ないようで、爽やかさもあるような、そんなお話です。
心地よいテンポと間で、切なさだけでなくどこか愛おしさを感じる二人の空気感です。
読みやすかったです。
丁寧な伏線と雨を使った心理描写にうならされました
最初の出会いは雨の日に忘れ物の傘をちゃっかり拝借しようとしたところでしたがその傘には持ち主がいました。その持ち主と雨の日、沢山一緒に歩いて、沢山一緒に過ごすのですがその持ち主の正体とは。温かくも切ない物語です。
不思議で、切なく、読み手に余韻を残すお話です。
最初の数行で、「あ、好きだな」と思って気がついたら全部読み切ってしまいました。冷たいだけが雨じゃない。
しとしとしと……そんな雨粒の足音が聞こえてきます雨というベールの中で、二人はそれぞれの想いを馳せる傘下の「空間」は二人を繋ぎひと時の「隙間」を神は与えたそれはまるで雨粒が降り注ぐ「雲間」のような、ただの偶然と気紛れかもしれないしかし、私たち人にとってのその隙間は、かけがえのない大事な「間」二人の心には「晴れ間」が差し、そして未来へと走馬する……
雨の日にしか会えない夏南ちゃんとのやりとりが好きです…。雨の度に悠くんには忘れられない思い出が蘇るんだろうなぁ…と考えちゃいます。切なくてもいい話でした。ありがとうございました。
すごく面白かったです。雨だけのヒロインというキャッチコピーがぴったりなお話でした。
ヒロインとの何気ない会話が巧みで、短編ながら忘れられないほどの魅力を感じました。雨が降って傘を開くたびに、彼女のことを思い出してしまいそうです。