第7話
夜が来る。
俺は事前にかけておいたスマホのアラームで目を覚ました。
そのまま家から出て鍵を閉める。
微々たる肌寒さが逆に心地よく感じた。
そのまま俺は公園へと向かう。
既にそこにアビスは居た。
「意外と早かったですね,おねえさん。」
鈴を鳴らしたような声。
あの人変わらない耳に残る声だ。
「それで,契約ってのはどうやってやるの?」
俺がそう聞くと彼女は嬉しそうに顔を綻ばせた。
「まぁまぁそんなに焦んないでください。実は先にお伝えしておかないといけないことがあるのです!」
彼女がそういうと四人の女性が俺がさっき入ってきた入口からこちらに歩いて来る。
「彼女達も今日一緒に契約するということだけをご了承ください。」
驚いた。
こんなにもの偶然はあるのだろうか。
「白夜!?」
「蓮くん!?」
「奇遇だねー。」
入ってきた女性のうち二人は,藍と環奈だった。
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孤独の味 ぞーすい @zo_sui
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