第3話突然の別れ

公式から発表された活動終了の知らせ。

最初は信じられなかった。彼女のデビューを待ち続けたファンたちはSNSで混乱し、次々に声を上げた。


「どうして?」「一度も配信しないで終わるなんて」

「デビューを楽しみにしてたのに!」


俺もその一人だった。

彼女のデビューを心待ちにしていた俺は、怒りと悲しみを抑えられなかった。


「一度くらい、声を聞かせてくれてもよかっただろ……」


しかし、数日後に公式が投稿した最後のメッセージは、俺たちの心を静かに締めつけた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る