第10話

呆然としていた私達の前に出現したのは・・


ざぱ~~~んん

またしても潜水服の人がプールから現れた


皆 硬直して 黙り込む


かぽ~~~ん

ヘルメットを脱ぐと そこには美少女が・・

頭にはメイドの頭飾り?


丸い眼鏡も可愛い


「いいい!茉莉花!!」悲鳴を上げる鞠子さん


「はい 茉莉花です お嬢さま

予定では 20分40秒前に部屋に戻ってるはずですね  ふふふふ」

優しい声だが 口調が怖い その不気味な笑みが怖い 眼鏡の笑みが怖い


「あの・・つかぬ事を聞きますが 潜水服の下って?メイド服?」

いらん事を聞いてしまう私


「当然でございますわ ほほほっ 仕事中ですもの ほほほっ」

静かな笑い声 しかし、目が怖い 美少女だが 目が怖いですううう


「さあ、鞠子お嬢様 お仕事に 大学の学士の論文もありますでしょう

帰りますわよ」


「・・・・」硬直している鞠子さん

パチンと指を鳴らすメイドの茉莉花さん すると


勢いよく ざぱ~~~んんと水の音に水しぶき


現れたのは数人の潜水服

ヘルメットの下は 美形のメイドさん達 あれ、ボデイ―ガードいる

メイドさん数人がかりで 鞠子さんを抱える


「ひっ!!」「あれえええええええ!」 あ、拉致 連れ去られました


ふん・・と美少女メイドの茉莉花さん


私の方をくるんと振り返り見る


にやりん~~~~な、なんか その笑みがいやらしいいオジさんぽい


「そうね 『鞠子お嬢様がご馳走さま』したら 私も頂こうかな うふ」


「はい?」

「いいえ お名前を伺ってもよろしかったでしょうか?」


「あの・・上月沙耶(こうずき さや) 『さや・こうずき』です

カジノ部門で バニーガール・・接客業です」


「まあ、『さやさん』 なんて愛らしい名前に御姿 それにバニーガール 素敵」

何だかとても嬉しいそう 頬が赤い


メイドを名のる彼女は プールの中にあるバー そこに椅子に座り 潜水服を一瞬で脱ぐと

愛らしいメイド服姿となり スカートの端を摘み ご挨拶


「皆さま 御無礼いたしました 

ついでながら 執事の松山の非礼も御容赦くださいませ

どうぞ 休日のひと時をお楽しみください」


愛らしい 見事なポーズに 周りからの拍手喝采


ポン!ピンク色の煙 魔法少女のごとく 姿を消したのでした


「あ、あれが噂の最強メイド『ミズ茉莉花冷』」

汗を冷や汗をかきながら 一言かきながら 一言 ジョンソンさん


「へっ?」「敵に回せば 明日は敵が死んでいる しかも・・」青い顔です


「あの・・・」「いや、その・・・」言葉を濁す アメリカ出身のジョンソンさん達


なんだろう 気になる

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