1-20【おじい様の家】
そして土曜日
迎えに来てくれおじい様のお家へ向かった。
これまたなんと大きい家だこと!
たくさんの使用人に出迎えられて
なんだかお姫様になった気分で浮かれてしまった。
そして長い廊下を通た奥のおじい様の部屋へ
「入りなさい」
と扉の向こうから声がして
ポチが人間の姿で立っていた。
「ポチっ!」
思わず声が出てしまった。
「よう来てくださったな姫」
と白髭の品のよさそうなおじい様が迎えてくれた
「はっ初めまして、
「そこに座りなさい」
と高そうなソファーを案内してくれ
緊張しながらそのソファーへ座った。
すっごいふっかふか。
「
「あっはい!」
「『あの星』の記憶を持っているものが全部で12人いるはずじゃ
何故このようなことになっているのかはまだわからんが
今はそれぞれ思いだした記憶をつなげていくしかない
そなたの思い出したことを聞かせてくれるかのぅ」
「わかりました。」
と言ってわたしは語り出した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます