人類VS

@hajimehayabusa

第1話 生存競争

人類は遥か昔から現代に至るまで生存競争を続けている。

そして人類は年々追い詰められつつある。


科学が発展した現代において野生動物や自然環境というのは対策された危険であり、脅威を感じるものではなくなっている。

かつては妖怪や悪魔と呼ばれる存在がいたが、当時の魔法や呪術などと呼ばれる力を行使する守護者達の尽力でその存在は確認できなくなっていった。

しかし、人類の最大の脅威は人類に存在していた。


「異能力者」。

近代、人の中に人以外の力を持つ異能力者が発生している。

原理不明のその力は一人の人間を核ミサイルに変えてしまうような力を秘めていた。


かつて我々もそのことに危機感を抱いていたが、具体的な対策が立てれずにいた。

そして事件は起こった。

80年前、異能力者のテロ組織「空亡」が日本で武装蜂起を起こした。

異能力者で構成されたその組織には現代兵器による攻撃をその身一つで抵抗するだけの力を持つものまで存在していた。

瞬く間に広がる魔の手に対抗し、空亡の首領を打倒したのは空亡に抵抗する異能力者だった。


我々は組織機能が麻痺し、組織の目的である「人類の守護」をなすことができなかった。

二度とこの悲劇を繰り返さない為に組織は再結成をし、ありとあらゆるところに根を張った。


俺はその組織、「CYRA」のエージェントとして任務のためにとある山間部に建てられた工場に来ていた。

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