本気で死にたくはないのに、本当に死にたくなる現象

 これはどうしようもない。


 ため息でやり過ごすとか、何か文字を起こしてみるとか。



 最初にどうしようもないと言ってしまったが、自分が言わずとも、カウンセリングとか精神科とか、様々な手段や方法はあるかもしれない。何か原因があるのなら、解決策もあるかもしれない。


 ただ、これなら上手くいくかもという方法に頼りすぎると裏切られてショックを受ける可能性もあるかも。



 一方で、どういう心境のときにタイトルのような現象に陥るか。


 これも様々なパターンはあると思うが、何か逃げ道がないと追い込まれているときや、いずれ来そうな何かに怯えているときが多いのではないかと思う。


 そもそもの問題として、心や脳に何かを抱えているのかもしれないが、ある意味、生きるということは常に死ぬかもしれないという不安があると言えばあり、それ故に、死んでしまえばその不安もなくなるというのは、かなり矛盾しているが、筋は通る。


 だから、本気で死にたくはないのに、本当に死にたくなる現象というのが起こり得るのかもしれない。


 多少、話を簡略化した部分はある。必ずしも命の危機を感じて死にたくなると言えるわけじゃないかもしれないが、要は生きるということは死んでる状態に比べたら不安定かもしれないねという、これまでに何人も言ったであろう話。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る