いつもの席

 今日は寝坊したせいで、いつものバスに乗れなかった。このバスには段差がない。


    僕は、1番後ろの席に座った。



いつもの道を通り過ぎる時、  

          光は見えなかった。



分かっていたけれど、やっぱり悲しい。


今日は絵を描かなかった。

描こうと思えなかった。




         明日は見えるといいな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

あの光をもう一度 1 - 7 @__-1Na_

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る