第2話

「なぁ七福って知ってる?これからそこに行くんだ」

「知らないなんの店なの」

俺も教えてもらったんだけどね。声をかけたのはあの時の俺と重なったから。

「カフェだよ昼は。夜はバーみたいなもん」

「めっちゃ入り込んでるが大丈夫なんだろうな」

最初は皆そうなんだなやっぱ。俺ももちろんその1人。

「ほらついたよ」

「あぁ意外レトロな感じなんだな」

だんだんオシャレな奴に見えてきた。

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